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イージス艦事故 「12分前視認」20時間公表せず
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■防衛省、ヘリで航海長呼び聴取
イージス艦衝突事故で、事故当日の19日午前10時ごろに、防衛省があたごの航海長をヘリコプターを使って東京都新宿区の同省に呼び、詳細について事情を聴いていたことが分かった。捜査機関が調査を始める前の事故直後のこうした行為は異例。情報の隠蔽(いんぺい)や口裏会わせとも取られかねないが、同省は「同艦からヘリに乗せる前に海上保安庁側に了承を取った。口裏合わせとか隠蔽ではない」と説明している。
一方、防衛省は、乗組員の漁船視認の時間が衝突の「2分前」ではなく「12分前」だったとの訂正報告を受けたのは、20日昼だったことも明らかにした。また、石破茂防衛相には19日午後8時半ごろには報告されていたことも判明。石破氏は20日夕の自民党国防部会でこの事実を公表しており、同省は約20時間も公表を伏せていた。
事故発生は19日午前4時7分。石破氏は19日夕の自民党国防部会で、イージス艦乗組員が他船の灯火を視認したのは衝突2分前の同日午前4時5分と公表。しかし、翌20日夕の同部会で同省は「見張り員が19日午前3時55分ごろ、(衝突された)清徳丸の灯火を視認したと思われる」と訂正した。
しかし、この事実について石破氏には19日午後8時半ごろには報告していたという。防衛省の情報開示に関し、石破氏はこれまで「情報操作が行われたならば、閣僚として責任を取る」と述べている。