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イージス事故、内局職員が速報怠る
このニュースのトピックス:イージス艦衝突事故
石破茂防衛相へのイージス艦衝突事故の第一報が遅れた問題で、発生時に統合幕僚監部のオペレーションルームに当直勤務していた内局(背広組)職員が、同ルーム責任者の制服組(自衛官)幹部から石破氏に速報するよう指示されたにもかかわらず、防衛相秘書官への連絡を怠っていたことが24日、分かった。
防衛省には「重大な事故・事件は各幕僚監部が(内局を経由せず)防衛相秘書官に1時間以内に速報する」とした事務次官通達があり、今回は統幕か海幕が石破氏に直接速報すべきだった。しかし、統幕、海幕両オペレーションルームの責任者も通達を認識しておらず、石破氏への連絡が発生から約1時間半後になった。
石破氏は今回の事態を受け、各幕僚長が防衛相に直接速報する仕組みに通達を改めたが、さらに内局と各幕の情報伝達のあり方を見直す方針だ。
防衛省の調査では、統幕、海幕の両オペレーションルームが第一報を受けたのは、事故発生の41分後の19日午前4時48分。それぞれの幕僚長には発生後1時間前後で第一報が伝わった。
これを受け斎藤隆統幕長が「防衛相と内局に報告せよ」と指示。しかし、統幕オペレーションルーム責任者は直接速報せず、同ルームで当直していた内局職員に連絡するよう指示した。
同職員は直ちに運用企画局訓練企画室長に伝えたが、防衛相秘書官には連絡しなかった。このため石破氏に内局経由で第一報が届いたのは5時40分、福田康夫首相への連絡は6時5分だった。