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灯火発見から沈黙の10分間 イージス艦衝突で見張り員は報告せず? (1/3ページ)
このニュースのトピックス:イージス艦衝突事故
イージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故で、見張り員が事故の12分前に清徳丸の灯火を確認していたことが明らかになったことで、あたごの回避措置のずさんさが改めて浮き彫りになった。見張り員から船を操舵する当直士官らに、目視情報が迅速に迅速に伝わらなかった経緯の解明が焦点となる。事故直前の当直士官の交代が影響している可能性も浮上しており、あたご側の複合要因により、事故が起きたとの見方が強まっている。
■12分前■
「午前3時55分、見張り員は清徳丸の灯火を視認した」。海上幕僚監部の河野克俊防衛部長は20日夜、衝突の12分前に灯火を確認していたことを明言。視認したのは事故2分前に清徳丸の緑色の灯火を確認したのと同じ見張り員で、10分間にわたって、清徳丸から目を離していたことになる。しかもこの間は、自動操舵モードだった。
見張り員は12分前の灯火をどう認識していたかによって、あたごの対応は違ってくる。その時点で、あたごと清徳丸の距離は3キロほどだったとみられ、見張り員が当直士官らにスムーズに連絡し、あたご側が停止作業やあるいは手動操舵で回避行動をとるなどの判断をしていれば、事故は避けられたはずだ。
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