ニュース: 事件 RSS feed
イージス艦右舷に傷 直前まで気づかなかった可能性 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:イージス艦衝突事故
19日午前4時7分ごろ、千葉県南房総市の野島崎の南約40キロの太平洋上で、海上自衛隊第3護衛隊群(京都府舞鶴市)所属のイージス護衛艦「あたご」(艦長・船渡健1等海佐、7700トン)が、新勝浦市漁業協同組合(千葉県勝浦市)所属のマグロはえ縄漁船「清徳丸(せいとくまる)」(7・3トン)と衝突。清徳丸は大破し、乗船していた男性2人が行方不明となった。あたごの右舷前方に損傷があることが判明し、事故当時、あたご側に回避責任があった可能性が浮上した。
あたごの損傷は右舷前方10度の位置にあり、衝突の際にできたとみられる。海上衝突予防法に規定されている「避航船の原則」では、相手の船を右側に見る船舶は衝突を避けるため、そのまま直進せずに回避するよう求めている。防衛省は、あたごが衝突直前まで清徳丸に気づいていなかったとみて、状況を調べている。
平成5年に導入されたイージス艦の重大事故は初めて。自衛艦と民間船舶の重大事故は、昭和63年7月に30人が死亡した潜水艦「なだしお」と釣り船の衝突以来。海上保安庁は業務上過失往来危険容疑で、漁船と衝突したあたごの艦長ら乗組員から事情を聴く方針で、海難審判庁も、乗組員への面接調査と同艦の船体検査を防衛省に申し入れた。











