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「セカンドライフ」に阪神大震災の瞑想空間 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:自然災害
その後、企業などのホームページを制作する仕事を通じて災害に対する研究や技術に触れる機会を持ち、「専門家や一部の人だけでなく、多くの人に広く知ってもらえたら」と考え、今回の「防災神戸」の立ち上げとともに情報共有の場を提供することを思いついたのだという。
「防災神戸」では、震災犠牲者の慰霊と復興への象徴として神戸市中央区の東遊園地で燃え続ける「希望の灯(あか)り」を模したモニュメントが設置された瞑想(めいそう)空間が設けられ、献花や募金、メッセージの送付でできるほか、当時の写真と現在の写真を展示するコーナーなどもある。また、訪れた人同士がチャットで会話することもできるようになっている。「被災者同士が辛い経験を語り合い、共有することで心のケアにも役立つ。将来的には仮想空間上で防災に関する講演会を開くことも考えている」という。
「遠くにいて実際に神戸に来られない人にもウェブ上で追悼に訪れてもらえれば」と話す土井さん。震災から13年がたつが、「防災神戸」を通じて改めて普段から防災への意識を高め、少しでも多くの人々の生活を守りたいのだという。また、防災情報を集約することで、被災した人に役立つ情報を発信することもできる。仮想世界上での防災の可能性は無限に広がっている。
「防災神戸」のアドレスは「http://www.bousaikobe.com/」。