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「セカンドライフ」に阪神大震災の瞑想空間 (1/2ページ)

2008.1.16 12:17
このニュースのトピックス自然災害

 世界で1000万人以上が登録しているというインターネット上の仮想空間「セカンドライフ(SL)」内に、阪神大震災の犠牲者を追悼する空間が16日、オープンした。手がけたのは神戸市東灘区在住のウェブデザイナー、土井孝純さん(38)らのプロジェクトチーム。土井さん自身、阪神大震災で母を失い、翌年に父もこの世を去った。「1・17」は決して忘れられない。「神戸に来られない人にもウェブ上で追悼に訪れてほしい。そしてここを入り口に、多くの人が防災の知識に触れられるようにしたい」と土井さんは話している。

 「セカンドライフ」は3D仮想空間に自分の分身であるアバターを登録し、交流を楽しむことができる。その仮想コミュニティーの中の神戸を模した都市「ランド神戸」内の一角に土井さんらは「防災神戸」というスペースを開設。追悼の場はこの中にある。

 平成7年1月17日午前5時46分、土井さんはものすごい揺れで目が覚めた。東灘区魚崎にあった2階建ての2階の自室を出て階下に降りようとしたが、階段がつぶれていた。何が起きたのかわからなかった。1階部分が押しつぶされたのだと後になってわかった。1階で寝ていた母、二三子さん=当時(47)=はほぼ即死状態だった。

 その1年8カ月後、ストレスなどから父、安彦さん=当時(56)=も肝臓を病み、後を追うように亡くなった。もっとストレスを和らげる方法はなかったのか。後になってそう思うことも多かった。自らの被災経験から、情報の重要性を痛感し、「被災者にもっと情報を届けてほしい」という思いを強めていった。

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