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被告見つめる3児の遺影 幼児死亡事故
亡くなった3児の遺影が、傍聴席から今林大(ふとし)被告(23)の背を見つめた。8日、福岡地裁であった3幼児死亡事故の判決。裁判長が「懲役7年6月に処す」と短く主文を告げると、慌ただしく飛び出す記者の足音が廷内に響き、傍聴の人々は静まり返った。今林被告は背筋を伸ばしたまま動かず、しきりにまばたきを繰り返した。
「無垢(むく)な笑顔を奪ったと思うと、言いようのない気持ちです」「わたしにできることを怠ることなく償っていきたい」。昨年6月の初公判以来、今林被告は時に涙を見せながら、謝罪や後悔の言葉を何度も口にした。
第2回公判後に保釈されたが、ほとんど外出はせず、写経をしたり、月命日に家族で事故現場にお参りしたりしてきた。弁護人は「深い反省の日々を送っている」と話し、寛大な処分を求める友人らの嘆願書を裁判所に提出していた。
一方で、危険運転罪はかたくなに否定し続けた。「すごく酔っていたわけではない」「当初から『脇見が原因』と言ったのに、警察官が勝手に調書を作った」。法廷では検察官の質問に、不満げな表情で繰り返す場面も何度かあった。
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