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新任教諭自殺 背景に「即戦力への期待」「本採用への不安」…

2007.12.25 20:46
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 学校では1年目でもベテランでも同じ教師として即戦力となることが求められる。1年間にわたる試用期間には教科や生活の指導だけでなく、モンスターペアレントと呼ばれる不当な要求ばかりいう保護者への対応も迫られ、新任教員へのプレッシャーは大きさを増している。

 新任教員の必修である初任者研修は文部科学省の基準例で、校外での研修が年間25日以上、校内研修が同300時間以上となっている。

 東京都の場合、採用後の4月以降、教育センターなどで「教育公務員の使命」「服務規定」といった座学を中心に15日間、必修のボランティア活動を含め、民間企業研修、社会教育施設見学、情報教育など8つのテーマから2、3課題を選んで行う課題別研修が7日間ある。さらに2泊3日の宿泊研修では授業方法や生活指導などを学ぶ。

 これとは別に校内に指導教員が付き、授業研修が週6時間以上、その他の研修を週4時間以上行うことになっている。

 研修自体は、先輩教員の授業を見学するなど実践的なものが中心だが、「自分の授業を見てもらうのが一番いい。実践が最も力がつく」(若手教員)と内容の再検討を求める声も。また、研修には毎回報告書の提出が求められており、「週末が報告書書きで終わってしまう」と不満の声も。

 さらに学校に対し、不当な要求を行うモンスターペアレントへの対応あるる。ある小学校教師は「初年度の後半は毎日のように電話や来校してクレームをつけられた。校長など管理職が対応してくれず、矢面に立たされ苦悩の連続だった」と振り返る。

 文部科学省によると、平成18年度に採用された2万1702人のうち、1年間の試用期間後に採用されなかった教員は過去最高の295人(前年度比86人増)。このうち精神疾患などによる依願退職が84人いた。

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