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危険運転致死傷罪で懲役18年 飲酒で4人死亡の元会社員

2007.12.25 10:48
このニュースのトピックス自動車事故

 愛知県春日井市の4人死亡飲酒事故で、一審名古屋地裁が危険運転致死傷罪ではなく、予備的訴因の業務上過失致死傷罪を適用、懲役20年の求刑に対し懲役6年の判決を受けた元会社員、桑山健被告(27)の控訴審判決で、名古屋高裁の片山俊雄裁判長は25日、一審判決を破棄、桑山被告に危険運転致死傷罪を適用し、懲役18年を言い渡した。

 片山裁判長は判決理由で「被告は赤信号をことさらに無視した場合に該当する。被告の車両からは見通しが良好で、信号を見間違えたりするような客観的な状況はない」と指摘した。

 弁護側は「被告は青信号と思い込んでいた。信号を見過ごした過失」と業務上過失致死傷罪の適用を求めていた。検察側は「直前まで無謀で危険な運転を続け、信号に従う意思がなかった」とし、故意に赤信号を無視したと指摘。法定刑が重い危険運転致死傷罪の適用を主張していた。

 一審名古屋地裁判決は、被告が赤信号だった1つ手前の交差点ではクラクションを鳴らして通過したのに、現場の交差点ではクラクションを鳴らさず、減速もしないなど危険回避をしていなかったと認定。「青信号と思い込んでいた可能性を除外できない」と結論付け、業務上過失致死傷罪と酒気帯び運転の道交法違反罪を併合した際の最高刑の懲役6年とした。

 一審判決によると、乗用車を飲酒運転していた桑山被告は昨年2月25日未明、春日井市で赤信号の交差点に進入し、タクシーの側面に衝突。運転手の男性と乗客の自衛隊員の男性3人を死亡させるなどした。

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