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「怖かった。寒かった」 氷点下の吹雪、疲労極度に
このニュースのトピックス:不祥事
長野県王滝村のスキー場で、15日発生したゴンドラリフト停止事故。90人の客が取り残され、全員救出まで約11時間半を費やした。横なぐりにふぶく雪原は氷点下の厳しい寒さ。救出作業は、最大約20メートルの高さから1人ずつロープでつり下げられ、スキー客は「怖かった。寒かった」と疲れ切った表情で話した。
友人と2人でスノーボードに来た名古屋市の女性会社員(25)は、午前10時半ごろの発生から6時間後に救出。「6人乗りのゴンドラは満員で動ける状態ではなかった。座面の付いたロープで助けられる直前には意識がなくなりかけていた」と振り返った。
ゴンドラに乗って2、3分後にストップ。強風で停止したのかと思ったが、いつまでも動かず、頂上側の支柱でスキー場関係者が作業を始めたのに気付いた。「何かが起こった」と思ったが、場内放送やゴンドラ内の無線で情報提供はなかったという。
全員救出後に記者会見したスキー場の渡辺秀行事業部長は「通報が遅れたことは反省しています。復旧作業を試みると同時に、関係機関に一報すべきだった」と陳謝。会見は、警察への通報やスキー客への対応などに質問が集中し、ゴンドラ内に設置された無線のバッテリーが一部、切れて連絡が行き届かなかったことも明らかになった。
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