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炎上の空自F2 「史上最高額の戦闘機」1機120億円

2007.10.31 12:25
このニュースのトピックス航空機・海難事故

 愛知県豊山町の県営名古屋空港で31日、炎上事故を起こした航空自衛隊のF2支援戦闘機は、平成12年度から配備が始まった日米共同開発機。1機当たりの平均単価は約120億円で「史上最高額の戦闘機」と呼ばれる。

 日本が初めて独自開発したF1支援戦闘機の後継機「FSX」として日米が共同で米国のF16戦闘機をベースに昭和63年に開発を開始した。だが、開発段階で試作機の主翼に亀裂が見つかったり、尾翼の強度不足が判明するなどして防衛庁(当時)は開発期間を計3回延長。当初の予定から1年3カ月遅れて平成12年6月に開発が完了したが、約12年の月日を要した。

 開発計画の遅れや、一体成形複合材、高性能電子機器など最先端技術を数多く盛り込んだことなどから1機80億円だった見積もりが、米国から購入しているF15と変わらない120億円にまで膨らんだ上、機体が比較的小さいため専門家から「新しい装備を付けにくい」と指摘された。

 7年の閣議決定で130機体制での配備計画が決まったが、その後「費用対効果が悪い」として計画が見直された。今年3月末現在、三沢(青森)、松島(宮城)、築城(福岡)の各空自基地に計75機が配備されている。

          ◇

 航空自衛隊は原因が分かるまでF2機の飛行を見合わせることを決めた。

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