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【衝撃事件の核心】ラブホテルに「宇宙の真理」? 謎の宗教団体の正体は… (1/5ページ)

2009.7.4 13:00
このニュースのトピックス衝撃事件の核心
観音像がそびえたつ=長野県長野市(太田明広撮影)観音像がそびえたつ=長野県長野市(太田明広撮影)

 ほほ笑みをたたえた観音像が玄関でカップルを優しく出迎える怪しげなラブホテル…。「宇宙真理学会」なる宗教法人が、長野県を中心にチェーン展開する地元では有名なホテルだが、その経営者が休憩料や宿泊料の一部を「お布施」として処理し、7年間で約14億円の所得隠しをしていたと関東信越国税局から指摘されたのだ。ホテルの実質的経営者は、休眠状態だった宗教法人を買い取って税金逃れの隠れみのとしていた。宗教法人の優遇制度を悪用した極端な例だが、休眠状態にある宗教法人が売買される例は少なくない。昨今の宗教法人事情に迫った。

熟年カップルも頻繁に出入り…低価格に観音様

 長野市の繁華街「権堂」。スナックやキャバクラが立ち並ぶ横町を抜け、裏通りに入ると、そのホテルが姿を現す。

 「HOTEL OX」。

 入り口には、高さ約4メートルの白い観音像がたたずみ、1階駐車場の壁には「喜捨をお願いします」と書かれた看板が、これ見よがしに掲げられている。

 「世界の恵まれない子供たちに手を差し伸べ、少しでも多くの幼い命を救うために…」

 こんな文言の末尾には「宗教法人 宇宙真理学会」と記されている。

 近所の人によると、4階建てのホテルは昭和50年代後半から存在したが、観音像は数年前に突然、建てられたという。

 ちょうどそのころから若いカップルのみならず、60代以上の男女が連れ添って入る姿が目につくようになったといい、「どうして急に熟年カップルが出入りするようになったのか不思議だった。でも、すぐ後にホテルに観音様がいきなりできて『あーなるほどなあ。宗教と関係あるのかな』と納得していた」(近所の70代男性)という。

 なかにはつえをついてホテルに入る熟年男性の姿もみられ、近所では「お盛んなことだ」と感心していたというほどだ。「休憩料2000円、宿泊料5000円」の低価格路線と観音様による演出がシルバー世代のハートをつかんだとみられ、近所の人によると「週末にはいつも満室になっていた」という地元では有名な“人気ホテル”だったようだ。

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このニュースの写真

観音像がそびえたつ=長野県長野市(太田明広撮影)
高さ約4メートルもある観音像=長野県長野市(太田明広撮影)
ホテル外観(太田明広撮影)
ホテル敷地内の「恵まれない子供たちに…」との内容の看板=長野県千曲市(太田明広撮影)
ホテル室内(太田明広撮影)
テーブルに目立つように賽銭の皿が置かれている=長野県千曲市のホテル内(太田明広撮影)
1円玉や5円玉がテープで貼りつけられた賽銭皿=長野県千曲市のホテル内(太田明広撮影)
室内の壁に貼られた賽銭を呼びかける内容が書かれた紙=長野県千曲市のホテル内(太田明広撮影)
ホテル室内(太田明広撮影)
ホテル敷地内には観音像がそびえ立つ=長野県千曲市(太田明広撮影)
ラブホテルと観音像のミスマッチさが目立っていた=長野県長野市(太田明広撮影)
国道18号沿いに位置する「HOTELOX」=長野県千曲市(太田明広撮影)

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