[PR]
ニュース:事件 RSS feed
【Re:社会部】「救世主」か「ペテン師」か
このニュースのトピックス:特捜部
「まったくの言いがかり。事件をでっち上げるつもりか」 24日、証券取引法違反で、投資コンサルタント会社の代表、阪中彰夫容疑者(58)が東京地検特捜部に逮捕されました。株価つり上げのため、増資が架空だったにもかかわらず、資本が増えたという虚偽の事実を会社に公表させた疑いが持たれています。
マスコミ嫌いだった阪中容疑者ですが、証券取引等監視委員会の調べが本格化した昨秋以降、多くのマスコミの取材に応じ、冒頭のような発言を繰り返して、自己の正当性を訴えていました。
また、「監視委の横暴」と題する文章を配布。ホワイトハウスでブッシュ前大統領夫妻と写った写真や、ダライ・ラマ、クリントン元大統領らと写った写真を配り、自身がいかに社会的に信用のある人物かを示していました。
一般にはなじみが薄いですが、阪中容疑者は、証券業界では「最後の大物」と呼ばれたこともある人物。「企業再生」をうたい、資金調達が困難な企業に投資するスタイルで業界の注目を集めてもいました。阪中容疑者がかかわる企業を総称し「阪中銘柄」なる言葉まで生まれていたほどです。
容疑を真っ向から否認していましたが、阪中容疑者が問題企業の「救世主」であったのか、それともただの「ペテン師」だったのかは、今後の捜査で明らかにはっていくはずです。(西)
[PR]
[PR]