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生活保護受給者への福祉制度悪用か 病院理事長ら2人逮捕 (1/2ページ)
奈良県大和郡山市の医療法人雄山会「山本病院」が生活保護受給者の診療報酬を不正に受給していたとされる事件で県警は1日、詐欺容疑で同病院の理事長、山本文夫容疑者(51)と事務長(57)を逮捕した。
不正受給は患者14〜15人分の1000万円以上にのぼることが確認されており、県警は不正に至る経緯や動機の解明を進める。
捜査関係者によると、山本容疑者らは平成17年から18年にかけ、患者に心臓カテーテル手術をしたように装い、診療報酬計約百数十万円をだまし取った疑いが持たれている。
山本容疑者は当初の事情聴取で不正を否定していたが、一部を認める説明をしている。
県警は6月21日に病院を家宅捜索してカルテなどを押収。患者をエックス線やコンピューター断層撮影で調べた結果、架空手術とみられるケースが見つかった。
山本容疑者が、生活保護受給者の医療費は全額が公費で賄われることになっていることを悪用した可能性があり、県警が今後調べを進める。
複数の病院関係者によると、山本容疑者は11年に、廃業した病院の跡地に山本病院を開業。ホームレスら生活保護受給者を積極的に受け入れた。





