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【報告します!】少年院に笑いの渦 刑務所慰問25年の落語家・桂才賀師匠を密着取材! (1/3ページ)

2009.6.20 18:00
このニュースのトピックス渾身ルポ「報告します!」
整列した少年たち。あまり「笑う」雰囲気ではないような…整列した少年たち。あまり「笑う」雰囲気ではないような…

 「後がつかえてんだから早くお勤めすませてよ」。そんな決めゼリフで、25年前から刑務所への慰問を続けている落語家がいる。笑点のレギュラーを約8年務め、現在も各地の寄席に引っ張りだこの“売れっ子”桂才賀師匠(58)だ。慰問先は全国40カ所以上、今年で1000回を突破。最近めっきり笑う機会が減った上司のミスターKは、「どうしてそこまでして、刑務官や収容者を笑わせたいんだろう。新聞社にも来てくれないかな」とうらやましそう。才賀師匠がハマった“刑務所通い”の秘密を探るべく、密着取材を行った。(今れいな)

 

ツボは「専門用語」

 茨城県の南、日本一大きな仏像として知られる「牛久大仏」近くに位置する少年院、茨城農芸学院。現在も約150人の少年が収容されるこの少年院に今月10日、才賀師匠が慰問に訪れた。

 開演10分前の午後0時50分、会場の体育館入り口にズラッと並んだのは、いがぐり頭の少年たち。

 「整列!」「進め!」の声に合わせて、少年たちは一糸乱れぬ行進で体育館内に入り、順番に着席。端からイスに座ると、両手をひざに置いてじっと前をにらみ付けている。この雰囲気で、本当に少年たちを笑わせることができるのだろうか…。

 院長先生が「みなさん、伝統ある日本の芸に触れましょう」とあいさつすると、会場はますますこわばった雰囲気に…。少年たちの「できるもんなら、笑わせてみろ!」という心の声が聞こえてくるよう。異様な緊張感の中、院長先生の紹介で才賀師匠が登場。

このニュースの写真

整列した少年たち。あまり「笑う」雰囲気ではないような…
班ごとに規則正しく入場する少年たち
開演を前に、静まりかえる会場
開演を前に、静まりかえる会場
落語が始まった
さまざまな芸に、少年たちは興味津々
桂才賀師匠の落語に聞き入る少年たち
桂才賀師匠の落語を聞き入る少年たち
桂才賀師匠の落語に、少年たちは拍手を送った
桂才賀師匠の落語に聞き入る少年たち
桂才賀師匠は、少年の相談などに乗る「篤志面接委員」も務める
豊かな自然に囲まれた茨城県牛久市の茨城農芸学院
豊かな自然に囲まれた茨城県牛久市の茨城農芸学院
豊かな自然に囲まれた茨城県牛久市の茨城農芸学院
落語家の桂才賀師匠。取材中も茶目っ気たっぷり=東京都台東区の鈴本演芸場
落語家の桂才賀師匠。取材中も茶目っ気たっぷり=東京都台東区の鈴本演芸場
落語家の桂才賀師匠。取材中も茶目っ気たっぷり=東京都台東区の鈴本演芸場
落語家の桂才賀師匠。これまでの慰問を振り返ってもらった=東京都台東区の鈴本演芸場
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