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【衝撃事件の核心】緊迫!指定暴力団松葉会が“分裂” 触手伸ばす山口組、勢力図に変化も (1/4ページ)
東京都台東区の指定暴力団松葉会(牧野国泰会長)の内紛が抜き差しならない状態となっている。82歳と高齢の牧野会長の後継を巡り、主流派と反主流派のつばぜり合いが激化。今月初めには双方が破門、絶縁の応酬をし、事実上の分裂へと至った。この混乱に乗じて山口組が仲裁役を担っているとされ、仮に仲裁が成功すれば、松葉会は山口組の傘下に収まるとの見方もある。銃撃を伴う抗争へと発展するのか、山口組の首都制覇への一里塚となるのか。捜査関係者の口から語られた分裂騒動の詳細な経緯と今後の展望は…。
「音が出ることになりますよ」
3月初めの昼下がり。
東京の下町・西浅草の松葉会総本部では、数人の組員同士が向かい合うように座っていた。一方は牧野会長以下、松葉会会長代行を次期会長に推す「主流派」とされる組員ら。もう一方は、松葉会幹事長を次期会長に推す反主流派とされる組員らだったという。
表向きはその数日前、牧野会長から、反主流派の一部組員が言い渡された「破門」に関する話し合いの場だった。反主流派側が「処分を取り消していただきたい」と口火を切ったが、牧野会長は首を縦に振らない。平行線をたどる議論が続き、とうとう反主流派の幹部が「取り消さないと、音が出るようなことになりますよ」とすごんだ。
「音が出る」とは、拳銃(けんじゅう)の発砲も辞さず、という意味だ。対する牧野会長は「やれるものなら、やってみろ」と切り返したという。
昭和28年に設立された老舗暴力団の事実上の分裂が決定的となった瞬間だった。
牧野会長はすぐさま反主流派の代表格である松葉会幹事長の破門を決定。逆に幹事長もその日のうちに、松葉会幹部ら十数人で「松葉会同志会」を結成。主流派幹部や他団体に絶縁状を送付して応戦した。こうしたやりとりは、互いの“宣戦布告”を意味する。

