[PR]
ニュース: 事件 RSS feed
工作機械不正輸出の「ホーコス」 社員4人逮捕 (1/2ページ)
工作機械製造・販売会社「ホーコス」(広島県福山市)が核兵器開発に転用可能な工作機械を不正に輸出していたとされる事件で、警視庁公安部と広島県警の合同捜査本部は4日、外国為替及び外国貿易法違反(無許可輸出)容疑で、元同社海外営業課課長代理の青山正彦容疑者(51)=同市=ら4人を逮捕、同社の菅田秦介会長(79)宅などを家宅捜索した。法人としての同社も書類送検する方針で、捜査本部は会社ぐるみで不正輸出が繰り返されてきたとみて全容解明を進める。
ほかに逮捕されたのは、いずれも福山市に住む同社海外営業課主任の美能圭輔(32)▽同社生産管理課係長代理の藤岡征樹(33)▽同社製造2課係長代理の畠山克行(43)−の各容疑者。
捜査幹部によると、4人は「納期があり早く売りたかったので、輸出許可を取らなかった」などと、いずれも容疑を認めている。
捜査本部の調べによると、青山容疑者らは平成16年11月と18年9月、核兵器の開発や製造に使用可能なため輸出が規制されている「マシニングセンタ」(MC)と呼ばれる工作機械を、経済産業相の許可を得ずに韓国と中国の企業に計16台輸出した疑いがもたれている。
金属加工に使われるMCは数値制御機能が付いた精密機械で、ウランの濃縮に使われる遠心分離器の部品製造などに転用される恐れがある。このため、外為法の輸出貿易管理令は、MCなどの工作機械の金属加工精度が6マイクロメートル未満の場合、経産相の輸出許可が必要と定めている。しかし、同社は輸出許可がいらない精度の低いMCと偽り輸出していたとされる。
このニュースの写真
関連ニュース
[PR]
[PR]

