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エレベーター転落死 製造元などに家宅捜索
東京都新宿区の雑居ビル1階でかごがない状態でエレベーターの扉が開き、そば店経営の塚田敏雄さん(74)が転落死した事故で、警視庁捜査1課と四谷署は20日午前、業務上過失致死の疑いで、エレベーターの製造元で保守管理をしていた「三精輸送機」本社(大阪府吹田市)や東京支店(新宿区)などの家宅捜索を始めた。扉をロックする部品の摩耗で扉が開いたとみて、関係資料を押収し、保守管理態勢に問題がなかったかを調べる。
同社によると、事故機の扉は、扉上部に取り付けられた2つの金属製フックがかみ合うことでロックがかかる仕組み。かごが停止した階ではフックがはずれ、扉を手動で開閉できるようになる。
エレベーターは昭和39年に設置以降、フックやばねなどロック装置の部品を交換した記録がないという。年1回の法定点検、月2回の定期点検で異常は報告されていないが、実際には部品の一部が摩耗し、ロックが完全にかからない状態になっていたという。
最後の点検は今月4日。同社は約2年前からビル所有者への報告書で、老朽化しているとしてエレベーターの交換を要望していた。
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