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JR西発注の工事 世界遺産・熊野古道の石垣損壊
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和歌山県すさみ町の、世界遺産に登録されている熊野古道大辺路「長井坂」で、JR西日本和歌山支社発注の工事を請け負った業者が、同町教育委員会に事前申請せずに作業用モノレールを設置し、古道沿いの石垣の一部を壊していたことが分かった。
町教委は「世界遺産に対する認識が不十分」として工事を一時中断するよう申し入れた。同支社は、9日に町を訪れて謝罪する。
石垣は幅0.8〜1メートルで、高さ約0.5メートル。イノシシよけのため、江戸時代に造られたとされ「猪垣(ししがき)」と呼ばれる。
町教委によると、業者は線路への土砂崩落を防ぐ金網を張り替える工事のため、古道を横切る形で資材を運ぶモノレールを敷設。猪垣を長さ約4.5メートルにわたり壊したという。6日午後、近くの住民が発見し、すさみ町に連絡した。
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