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【衝撃事件の核心】大麻に魅せられた“ヒップホップ力士” 急浮上「音楽ルート」の危うい実態 (3/4ページ)

2009.2.7 13:00
このニュースのトピックス衝撃事件の核心
横浜地検に送検される元若麒麟の鈴川真一容疑者。後部座席でうつむいたまま、顔を上げなかった=1日午前(小野淳一撮影)横浜地検に送検される元若麒麟の鈴川真一容疑者。後部座席でうつむいたまま、顔を上げなかった=1日午前(小野淳一撮影)

 平野容疑者と、別の大麻譲渡事件で逮捕された屋宮達樹容疑者(21)も同グループのメンバーだった。

 グループはテレビのバラエティー番組にも出演するなど、今後が注目されていた。ホームページやプロモーションビデオなどでは、入れ墨、派手な髪形にアクセサリーを披露。

 「社会への不満などを織り込んだ歌詞などが特徴で、典型的なヒップホップグループ。ラップの技術には定評があった」

 音楽業界関係者はそう語る。

 ヒップホップは、1970年代に米国の黒人コミュニティーで産声を上げた音楽だ。「ラップとグラフィティ(スプレー画)などが構成要素。そもそも犯罪と結びつきやすい要素はある」と、この音楽業界関係者は解説する。

音楽イベントで大麻所持者が「一網打尽」

 「大麻」と「音楽」。クラブや音楽イベントを舞台にした大麻事件の摘発が昨年から相次ぎ、2つのキーワードを印象付けている。

 大麻所持者が一網打尽となったのが、昨年8月に群馬県みなかみ町で開かれた「レイブ」と呼ばれる野外音楽イベントだ。

 参加した15人が麻薬取締法違反の疑いで逮捕された。うち数人は「以前にも会場で薬物を購入した」と供述。同じイベントに参加した女性(24)=前橋市=が参加3日後に死亡し、体内から薬物が検出されていたことも判明している。

 11月には、岐阜県の音楽イベントに参加した女(20)のバッグから大麻草0・2グラムが見つかり逮捕される事件があった。この音楽イベントは、テクノ音楽を徹夜で演奏することで人気を集めていたという。

 「いずれ大麻レイブを開催しようと思っていた」

 昨年10月、大麻などを隠し持っていたとして警視庁組織犯罪対策5課に逮捕された男(44)は、調べに対してそんな“夢”を口にした。男は昨年初めごろから六本木のクラブに出入りするようになり、「クラブでは大麻をやる客が多く、商売になると思った」と堂々と供述しているという。

【衝撃事件の核心】掲載記事一覧

【衝撃事件『未解決』の核心】掲載記事一覧

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横浜地検に送検される元若麒麟の鈴川真一容疑者。後部座席でうつむいたまま、顔を上げなかった=1日午前(小野淳一撮影)
大麻所持の現行犯で逮捕された元若麒麟の鈴川真一容疑者
昨年初場所の若麒麟。幕内を3場所務めたこともある=昨年1月23日、東京・両国国技館
家宅捜索を終えて尾車部屋を出る神奈川県警の捜査員=1月30日、東京都江東区(今井正人撮影)
若麒麟の引退を発表する尾車親方は時折涙をぬぐった=1月31日、東京・両国国技館(原田史郎撮影)
鈴川真一容疑者の逮捕現場となった六本木の音楽CD販売会社「D.OFFICE」が入居するマンションの入口(撮影金谷かおり)
鈴川真一容疑者の逮捕現場となった六本木の音楽CD販売会社「D.OFFICE」。撮影した3日は誰もいない様子だった(撮影金谷かおり)
ヒップホップグループ「練マザファッカー」リーダーの須藤慈容(しげやす)容疑者の自宅マンション。元若麒麟の鈴川真一容疑者が逮捕された事務所内でコカインを所持していた(金谷かおり撮影)
ヒップホップグループ「練マザファッカー」リーダーの須藤慈容(しげやす)容疑者の自宅前(金谷かおり撮影)
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