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タクシー防犯ガラスに注文殺到 強盗殺人事件多発で

2009.1.8 23:45
タクシー防犯仕切り板の注文が殺到、製品の検討に余念がない製造会社の役員ら=8日午後、江戸川区小松川の日立興業タクシー防犯仕切り板の注文が殺到、製品の検討に余念がない製造会社の役員ら=8日午後、江戸川区小松川の日立興業

 昨年末から大阪や兵庫でタクシー運転手を狙った強盗殺人事件が相次いでいることを受け、タクシーの運転席と客席を仕切る防犯板の製造販売会社に、全国のタクシー会社から注文が殺到している。

 東京都江戸川区小松川のタクシー装備用品製造販売の最大手「日立興業」では、通常ならば新規タクシーへの販売などで月約100枚程度という防犯ガラスの注文数が、事件が発生した12月末から8日までで早くも約800枚に達しており、フル稼働で注文に応じている。

 同社によると、このうち約500枚が関西のタクシー会社から。しかし、茨城、千葉、群馬、埼玉などからも注文が次々と入っており、事件が深刻な影響を与えているがうかがえる。

 同社の小坂英龍(ひでたつ)社長によると、最も人気なのは、同社の防犯ガラス製品で最も大型サイズの「III型」(幅68センチ)。「新規に装備するタクシーと、大きいサイズに付け替えるタクシーの両方がある」と話し、タクシー会社の防犯への意識が急速に高まっていることを示しているという。

 同社では、助手席部分も仕切るタイプや、運転席と助手席のシート間のすき間までもカバーするタイプなどもあり、運転手の安全をより確保できるとして、見積もりや問い合わせが寄せられている。

 このほかに、運転手が危険を感じたときにスイッチを入れると車内に煙が充満、その間に運転手が車外に脱出できるという「スモーガード」も製造販売。煙には特殊なにおいがつけられているため、警察犬が逃走者を追跡しやすいというのが特徴。価格も数千円とあって問い合わせがきているという。

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タクシー防犯仕切り板の注文が殺到、製品の検討に余念がない製造会社の役員ら=8日午後、江戸川区小松川の日立興業
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