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「振り込め」の次はネット闇経済 横行? カード・口座情報…巧妙売買 (1/2ページ)
インターネットで繰り広げられる「アンダーグラウンドエコノミー(闇経済)」がひそかに拡大している。不法に入手したクレジットカードや銀行口座の情報を売買する「闇サイト」で扱われた個人情報の価値は年間70億ドル(6510億円)とみられることが、セキュリティーソフト販売会社「シマンテック」(東京)の推算で判明した。米国では巧妙な手口の詐欺集団の摘発が相次いでいるが、日本では、ほとんど表面化していない。専門家は「振り込め詐欺が収束した後に急増する」とみており、警察当局も警戒を強めている。
同社は昨年6月までの1年間で、闇サイト上の4400万件以上の取引を調査。この中で最も多いのは、クレジットカード情報で全体の31%。次いで、銀行口座の暗証番号などの情報で20%を占めた。
「いろいろな方法であっという間に大金を入手することができる」。同社米国本社セキュリティーチームはカード情報や口座情報の“魅力”をこう分析する。「口座情報を利用して盗み取った現金がたった15分で追跡不可能になったケースもある」という。
カード情報は、掲示板やチャットなどの闇サイトで0・1〜25ドル(9〜2325円)で売られているが、カードの利用限度額は平均4000ドル(37万2000円)、総額で53億ドル(4929億円)と推算される。口座情報の売値は10〜1000ドル(930〜9万3000円)で、残高総額は17億ドル(1581億円)。合わせると70億ドルにもなる。
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