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大阪のタクシー強盗 最後の乗客、いずれも平野区内から乗車 

2009.1.5 23:29
このニュースのトピックス防犯・防災・交通安全

 大阪で連続しているタクシー運転手を狙った強盗事件で、昨年末、東大阪市で発生した強盗殺人事件では最後に乗車した人物が大阪市平野区内から乗車していたことが5日、府警捜査1課の調べでわかった。5日未明に発生した大阪府松原市のタクシー強盗事件でも最後の客は同区の大阪市営地下鉄谷町線の喜連瓜破駅付近から乗車。2事件とも最後の客の乗車地が近接しており、刃物で首を切りつける手口なども酷似。捜査1課は同一犯の可能性が高いとみている。

 東大阪事件では、最後に乗車した男は昨年12月29日午後9時55分に、同区内で乗車していたことが判明。約10分後に大阪市東部の国道308号を東方向に走行。そのまま東大阪市内に入ったとみられている。

 松原事件は、首を切りつけられ重傷を負った野澤俊樹さん(61)が勤務するタクシー会社「国際興業大阪」などによると、5日午前4時40分ごろ、野澤さんは同駅付近で乗せた男に「松原方面へ行ってくれ」と指示された。南に約2キロ走行した松原市内で「止めてくれ」と言われ停車したところ、脅されたとみられる。男は野澤さんが約2万5000円を差し出した直後、後部座席から首を切りつけたという。

 野澤さんの首の傷は3カ所で首を一周するように切りつけられ、あと数ミリで頸(けい)動脈に達していたという。両手にも数カ所傷があり、野澤さんは「男のナイフを取り上げようとして切られた」と話しているという。

 男は40〜50歳で身長約170センチ。体形はがっちり型で灰色のキャップ帽、黒いジャンパーを着用していたという。また、現場近くからは、血が付着した手袋が見つかっている。

 両事件ともに、犯人とみられる男の乗車場所のほか、後ろから首を切りつけたり人気のない工場地帯に誘い込む手口などが酷似しており、捜査1課は同一犯の可能性が高いと判断。どちらの事件も防犯カメラに現場近くから立ち去る不審な男の姿が映っており、捜査1課は映像の解析を進めるなど、男の特定を急いでいる。

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