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「怖くて運転できない」相次ぐ凶行にタクシー運転手が悲鳴 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:防犯・防災・交通安全
三度、“密室”の車内での凶行が繰り返された。仕事始めの5日早朝、大阪府松原市でタクシー運転手、野澤俊樹さん(61)が首を切られ、売上金を奪われた強盗殺人未遂事件。「これでは安心して運転できない」。昨年末に兵庫、大阪両府県でタクシー運転手を狙った強盗殺人事件が相次いだ中での犯行に、運転手からは不安の声が上がった。
野澤さんが勤務していた大阪市東淀川区のタクシー会社「国際興業大阪」には、早朝から報道陣が詰めかけた。
同社によると、野澤さんは4日午前9時から乗務を開始。翌5日午前4時ごろまでに、所属する同社の我孫子営業所へ入庫予定だった。午前5時ごろに、近くを通った同僚が野澤さんのタクシーのメーターが倒れたままになっているのを発見したという。
同社のタクシーはメーターを倒すと、自動的に乗車地などの日報を記録するシステム。日報によると、野澤さんは事件発生まで34回の乗務をこなし、最後の客を「大阪市平野区喜連2」で乗せ、「松原市三宅中8」が降車地となっていた。この日は、車内には少なくとも6万円の売り上げがあったという。
野澤さんは平成9年7月に入社。1回の乗務で平均5万〜6万円を売り上げるなど営業成績は優秀で、温厚な人柄から同僚にも慕われているという。
野澤さんの同僚の運転手は「兵庫で事件が起きたときも、東大阪で起きたときも気をつけなければとは思っていたが、まさか同僚が襲われるとは」と驚いた様子。この同僚は3年前にタクシー強盗の被害に遭い、数万円を奪われたという。「首筋にカッターナイフを突きつけられ、本当に動転した。私の場合、けがはせずにすんだが、野澤さんは最初、意識がないと聞いた。助かってくれればいいのだが」と安否を気遣った。
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