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【衝撃事件『未解決』の核心】時効まで1年半に 現場すら忘れ去られる八王子スーパー射殺事件の「無念」 (1/4ページ)
このニュースのトピックス:衝撃事件の核心
歳月とともに事件が風化していくのは止められない。現場が跡形もないとなれば、なおさらだろう。平成7年夏、東京都八王子市のスーパー「ナンペイ」で、アルバイトの女子高生ら3人が射殺された強盗殺人事件は、時効まで1年半を残すだけとなってしまった。警視庁八王子署捜査本部は被害者への怨恨の線を重視した捜査を続けているが、犯人特定に結びついていない。「事件を覚えている人が年々少なくなるのが寂しい」。同じ犠牲者を生み出さないよう、銃撲滅運動に尽力する女子高生の友人らの切実な思いが届く日は遠いのか。
真夏の夜の悪夢…「犯人逮捕の願い変わらない」
事件の最中、盆踊りでにぎわっていたスーパー前の公園を訪れると、幼児と母親がのんびり日向ぼっこする日常の光景が広がっていた。ナンペイは殺風景な駐車場に変わり果て、数年前まで立て掛けられていた捜査本部が情報提供を募る看板もなくなっていた。
「蒸し暑い夜だった。公園では盆踊りの太鼓の音が鳴り響いていて、パトカーが次々に集まってきたけど、拳銃の音なんてまったく聞こえなかった」
近くに住む80代の男性は記憶をたどるように話した。事件直後は、捜査員にたくさんの写真を見せられ、不審者や車の目撃情報を求められた。周辺では四六時中報道陣が駆け回り、野次馬も後を絶たなかった。
「急に世の中が凶悪になったようなショックを受けた。事件後1年もすると、現場の捜査員にも焦りがみられ、『思いだしてくださいよ』と強い口調で迫られたこともあった」
事件当時からスーパーの向かいに住む主婦(64)は事件のあの日、自宅の居間でテレビを見ていた。続々と集まるパトカーの音に気付いて外に飛び出し、何が起きたのかを警察官に尋ねてみたが、らちが明かない。自宅に戻り、テレビでニュース速報が流れ、毎日通っているスーパーで発生した惨劇を知った。
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