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「日本製はステータス」打つ手なく野放し状態 携帯大量流通 (1/2ページ)
不正な手段を使っても日本製携帯電話が中国に流出する背景には、日本製品の高い人気がある。しかし、不正流出した日本製品が公然と中国国内で売られている現状を取り締まるのは難しく、野放し状態だ。
《夏普(シャープ)SH906i 1600万色、3インチモニター、520万画素カメラ、3380元(約4万4000円)、推薦度91%》
中国の人気IT商品を紹介するサイトなどでは、日本製携帯のこんな宣伝文が掲載されている。大半が中国で売られていないはずの機種だ。《どこで買えるの》《非正規品を買うしかない》とユーザーの書き込みが続く。
中国南部・深セン(土へんに川)の電器街。中国在住の日本人によると、携帯販売店のショーケースにはソフトバンクのロゴが入った本体が並ぶ。ソフトバンクは中国に進出していないため不正流入品とみられる。店では個人データが入ったSIMカードが誰でも交換可能なドコモやソフトバンクが人気。中国規格のSIMカードはサイズが違うため、店周辺の“改造屋”が本体の差し込み口を中国仕様に変える。
携帯1台は3000〜4500元(約4万〜6万円)。都市部住民でも月給が軽く飛ぶ価格だが、日本製の人気は根強く、シャープは中国に進出する前から人気ランキングでベスト10に入った。中国のIT事情に詳しい中国在住ライター、山谷剛史さんは「中国で携帯は持つ人のステータスを表し、月給の倍の端末も平気で買う。特に日本製品は信頼できると『神格化』している」と語る。
日本で新機種が発売されると、リリースが中国語訳された記事がネットに流され、購買欲をあおる。日本製携帯に取り込んで遊べるゲームを紹介したサイトまで存在するという。
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