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【元厚生次官ら連続殺傷】アキバ事件との類似 挫折・身辺整理・劇場犯罪 (1/3ページ)
元厚生次官ら連続殺傷事件で、小泉毅(たけし)容疑者(46)は自らの犯行を誇示するかのように報道各社のホームページに“動機”を書き込み、「自首する」と予告して出頭した。今年6月に17人を殺傷した東京・秋葉原の無差別殺傷事件の加藤智大(ともひろ)被告(26)もインターネットを利用し、犯行直前まで心境などを書き込んでいた。典型的な劇場型犯罪の2人には、ほかに「身辺整理」や「挫折」といった共通項が浮かび上がる。
直前のプレゼント
「これ、もう要らなくなったからあげる」
小泉容疑者は警視庁に出頭する直前の22日夕、自宅アパートの階下に住む自営業の男性(32)方を訪れ、アダルトDVD5本を手渡した。会話をほとんど交わしたことのない相手だ。
一方、ゲーム愛好家だった加藤被告は犯行前日の6月7日、秋葉原の電気街で自分のゲームソフトなどを売却。さらに凶行当日の8日朝には、派遣先だった会社の同僚宅を訪れ、ナイフやゲーム機、ソフト数本をプレゼントした。携帯電話内の電話帳など全データを消去していたことも判明しており、逮捕後は「周囲に迷惑をかけたくなかった」と供述していた。
出頭と凶行前に、身辺整理とも受け取れる行動をした2人。ジャーナリストの大谷昭宏氏は、「逮捕後、家の中にゲームやアダルトDVDがあったら格好悪いと考えたのではないか。格好つけたかったのだろう。自殺者の身辺整理と似ている」と推察する。
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