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女性乗務員対象にGPS機能付きSOS端末を導入へ JR西日本 (1/2ページ)
電車内で女性乗客や乗務員への暴行事件が相次いでいるのを受け、JR西日本が携帯電話などの衛星利用測位システム(GPS)機能を利用したSOSシステム導入を検討していることがわかった。女性車掌などに非常時連絡用の端末を持たせて、トイレなどの「死角」に連れ込まれても場所が把握できるようにする。防犯ブザーなどの護身グッズはすでに普及しているが、さらなる安全対策強化が目的だ。
JR西では平成18年、特急「サンダーバード」の車内や大津駅のトイレなどで女性が男に暴行される事件が相次いで発生。事件を受けて同社は、ボタンを押すと数百メートル先まで届く高音が鳴り響く「痴漢撃退ブザー」を、車掌約4000人のうち約500人いる女性車掌全員に配布した。
しかし今年3月と4月に、JR東日本の東海道線グリーン車に勤務していた女性乗務員が、車内のトイレに連れ込まれて暴行を受けたり首を絞められる事件が発生。乗客に加えて「女性乗務員の安全確保」という課題への対応を迫られている。
このためJR西は、保線作業中の社員3人が特急にはねられて死亡した18年の伯備線事故を機に、独自に導入した「GPS機能付きの携帯列車接近警報装置」の技術を応用。SOS端末を開発し、車掌や車内販売などの女性乗務員に持たせることを検討し始めた。
端末のボタンを押すと、車内のどこにいるかなどの情報が関係個所に送信される仕組みで、密閉されたトイレなど防犯ブザーの音などが届かない可能性がある場所からも非常事態を知らせることが可能という。
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