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川崎虐待死 保育園が児童相談所に「虐待では?」と相談してた

2008.11.19 13:48
このニュースのトピックス虐待

 川崎市多摩区長尾の市川愛芽ちゃん(3)が母親(21)と交際相手の無職、植松祐大容疑者(24)に虐待され死亡した事件で、愛芽ちゃんが通っていた川崎市内の私立保育園が昨年から、市の児童相談所に「ネグレクト(育児放棄)ではないか」との相談をしていたことが19日、わかった。児童相談所は「危険性が高くないケース」として、直接母親からは話を聞くなどしていなかった。

 また、神奈川県警多摩署は同日、傷害致死の共犯容疑で母親を書類送検した。母親は「妊娠でいらいらしていた」と供述している。

 市中央児童相談所によると、昨年8月、保育園から「服が汚れている。風邪気味でも園に来る。ネグレクトではないか」との連絡があったが、危険性は高くないと判断し直接母親から話は聞かなかった。児童相談所は愛芽ちゃんの様子を定期的に確認するとともに、保健所や保育園から情報収集するなどしていた。

 今年2月にも保育園から「顔にきずがある」と連絡があったが、母親は「自転車から落ちた」と説明。医師と相談し児童相談所は虐待ではないと判断した。児童相談所の杉原いと子所長は、「まさかこういう結果になるとは非常に残念」と話している。

 県警の調べでは、母親と植松容疑者は夏ごろから愛芽ちゃんに暴行を加えていたという。食事を与えないこともあり、やせていたという。愛芽ちゃんの弟(2)にも顔などにあざがあり、弟にも虐待を加えていた疑いがあるとみている。

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