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【疑惑の濁流】巨大マル暴ぐらり 「後藤組除籍」から透ける「山口組」の“ディープ・インサイド” (2/5ページ)
このニュースのトピックス:疑惑の濁流
「後藤組長が幹部会に欠席を重ねてきたことなども問責対象とされ、最高幹部と後藤組長の間で激しい口論となった。結局、その場では収まらず、翌週14日に幹部会を開いて処分を決めることになった」
警察関係者によると、後藤組長側が総本部側を拒絶する姿勢は徹底していたという。
14日の幹部会で「後藤組長本人は除籍、ただし跡目は認める」との処分が決定。次いでこの処分を後藤組長本人に伝達するため、直系組織の幹部級3人が“使者”に選ばれ、静岡県富士宮市の後藤組に出向いた。
だが、後藤組長はこれを拒絶したというのだ。
超武闘派組織
日本最大の暴力団である山口組には、現在約90人の直系組長がいる。
直系組長が率いるのが2次団体。以下最大5次団体まで、構成員と非構成員約4万人がピラミッドをなしている。
除籍された後藤組は組員約1200人。山口組きっての武闘派として、警察の厳重な警戒監視下に置かれてきた。
一方で、「株や土地などの投機マネー経済に強く、経済社会への浸食が最も深く、広い」とも評される。
「組織の統率力、経済力、構成員・準構成員数、どれをとっても山口組随一なのが後藤組だ」
警察幹部はそう指摘する。
経済ヤクザである一方、凶悪犯罪をいとわない凶暴性に危機感を抱いた警察は昭和58年6月「後藤組壊滅対策本部」を設置した。だが後藤組は、こうした警察の警戒強化をあざけり笑うかのように平成4年、傘下構成員が凶悪事件を起こすのだ。
映画「ミンボーの女」で、市民の弱みにつけ込む暴力団の実像と、不当要求排除のノウハウを映像化した伊丹十三監督を自宅近くの路上で待ち伏せして襲撃。顔を切りつけるなどの重症を負わせる事件を起こしたのは今も記憶に新しい。
★★★これまでの【疑惑の濁流】はこちら★★★
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