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NOVA破綻から1年 “ワンマン経営者”元社長は雲隠れ (1/2ページ)
このニュースのトピックス:NOVA問題
英会話学校「NOVA」(大阪市、破産手続き中)が大阪地裁に会社更生法の適用を申請してから26日で丸1年を迎えた。元受講生約30万人が前払いしたまま返還されない受講料が約560億円に上る、「戦後最大の消費者被害」となったが、元受講生の救済は進んでいない。一方、「ワンマン経営者」としてNOVAを率いた元社長、猿橋望被告(57)=業務上横領罪で起訴=は“雲隠れ状態”で沈黙を守ったままだ。
説明求める被害者
「語学を学びたいという純粋な思いを踏みにじられたことに怒りを覚える」
約2300人の元受講生でつくる「NOVA生徒の会」(大阪市)のメンバーで、同市北区の会社員女性(35)は悲痛な声を上げる。
女性は外国人の親類とコミュニケーションを取りたいと平成15年10月にNOVAに入会。大阪・梅田校で英語とドイツ語のレッスンを受講していたが、突然の閉鎖。前払いした受講料は約70万円に上り、事業を引き継いだ「ジー・エデュケーション」(名古屋市)の「新NOVA」に登録した。しかし教室が遠くなって通いづらくなり、ドイツ語のレッスン数も大幅に減ったため足が遠のいた。
女性は「なぜこのような事態に陥ったのか。猿橋氏はきちんと説明した上で謝罪してほしい」と訴える。
無罪主張も視野
猿橋被告は今年6〜7月、社員互助組織の積立金3億2000万円を流用したとする業務上横領容疑で逮捕、起訴された。その後、保釈されたが、公の場で一切説明していない。
関係者によると、現在は大阪市内のマンションで1人暮らしをしている。周囲に「受講生に迷惑をかけて申し訳ない。被害弁償も考えないといけない」と語り、資金繰りのため職探しをしているという。
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