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【シアン検出】公表まで1カ月 伊藤ハム「担当者の報告遅れた」

2008.10.26 00:39
このニュースのトピックス汚染・環境破壊
シアンを検出で深々と頭をさげて会見にのぞむ、伊藤ハムの山田信一・専務取締役・生産事業本部長(左から2人目)ら同社幹部 =25日、伊藤ハム東京事務所(奈須稔撮影)シアンを検出で深々と頭をさげて会見にのぞむ、伊藤ハムの山田信一・専務取締役・生産事業本部長(左から2人目)ら同社幹部 =25日、伊藤ハム東京事務所(奈須稔撮影)

 25日夜、伊藤ハムの東京事務所で記者会見した山田信一専務は、9月24日に最初の検査の結果が分かり、異常値だったことを把握しながら、公表までに約1カ月を要したことについて、「迅速な対応をしていれば、問題のある商品が大量に出回ることはなかった。担当者も初めての経験で対応に苦慮し、報告が遅れたようだ」と釈明した。

 工場内の3カ所の井戸のうち1カ所に最初の検査が行われたのは9月18日。3カ月に1回行われる定期検査だった。その結果が出たのは9月24日で、基準値を超えるシアン化物イオンなどが検出されていた。

 ところが、10月7日に1年に1度の定期検査が行われることから、水質検査をする機械のメンテナンスの担当者は「本社への報告はその結果を待ってから」と判断。同工場の中川修工場長へ報告が行われたのは、7日の検査結果として基準値を超えるシアン化物イオンなどが再度検出された10月15日だった。

 山田専務は「工場を稼働してきた約40年の間、同様の異常が報告されたことはなかった」と強調。「現場の担当者は水ではなく検査機械の異常を疑ってしまった。直後にもう一度定期検査が行われるから、その後でよいと判断してしまった」などと説明した。

 また、中川工場長が異常を本社に報告したのは自らが報告を受けた1週間後の10月22日。中川工場長も記者会見で「緊急事態の対応に追われ、結果的に報告が遅れた。私たちの判断ミスだった」と述べた。

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シアンを検出で深々と頭をさげて会見にのぞむ、伊藤ハムの山田信一・専務取締役・生産事業本部長(左から2人目)ら同社幹部 =25日、伊藤ハム東京事務所(奈須稔撮影)
シアンを検出で沈痛な表情で会見する、伊藤ハムの山田信一・専務取締役生産事業本部長(左)と、中川修・東京工場長(右)=25日、伊藤ハム東京事務所(奈須稔撮影)
シアンを検出で自主回収される主な商品
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