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【中国製インゲン】ギョーザ事件もまだ未解決

2008.10.15 10:30
このニュースのトピックス中国製ギョーザ中毒問題
殺虫剤が検出されたのと同じ冷凍食品「いんげん」殺虫剤が検出されたのと同じ冷凍食品「いんげん」

 中国製冷凍インゲンから殺虫剤ジクロルボスが検出されたが、中国製の冷凍食品では、今年1月末に発覚したギョーザ中毒事件が未解決になっている。ギョーザ事件でも有機リン系殺虫剤のメタミドホスのほか、ジクロルボスも検出されている。

 ギョーザ中毒事件のメタミドホスは、千葉県と兵庫県で中毒被害を出した冷凍ギョーザから検出。ジクロルボスは、福島県の生協が仕入れた冷凍ギョーザから検出されている。いずれも中国の「天洋食品」が製造したギョーザからの検出だ。

 事件は現在、日中の捜査当局が捜査している。捜査では日本側が早い段階から、工場内で密封された包装の内側から毒物が検出されたことなどを根拠に「中国側で入った可能性が高い」との見方を示していた。しかし、中国の捜査当局は、当初「中国国内で毒物が混入された可能性は極めて小さい」との見解を発表、日中の捜査機関の見解が真っ向から対立する状態になっていた。

 ところが、中国側は7月初めになって外交ルートを通じて「日本に輸出されていないギョーザから、中国国内でメタミドホスが検出された」といった情報を伝えてきた。中国での混入を示唆する情報で、日本側は詳細な事実関係の確認を求めている。

 ギョーザ問題は、日中間の外交問題にもなり、5月7日に当時の福田康夫首相が中国の胡錦濤国家主席と会談した際の議題として取り上げられ、両首脳が「真相解明に向けた捜査協力の強化で一致」した経緯がある。

 また、中国から7月上旬に伝えられた中国国内での混入を示唆する情報が伝えられていたにもかかわらず、日本側は「中国の意向」に配慮して公表を見送り。8月になって初めて明らかになるなど、日本政府の対応も社会の批判を受けた。

 この間、真相解明が遅れるのに歩調を合わすかのように、消費者の中国産食品を敬遠する動きは広がっている。とりわけ、ギョーザ事件が社会の注目を浴びた2月の中国からの食料品輸入額は前年同月比28%減の553億円と大きな減少を記録した。

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殺虫剤が検出されたのと同じ冷凍食品「いんげん」

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