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【衝撃事件の核心】猛毒ヘビ51匹、渋谷の「ヘビ屋敷」で捜査員が見た仰天光景 輸入規制なしの不思議 (1/3ページ)

2008.10.5 12:03
このニュースのトピックス衝撃事件の核心
柏木被告を噛んだグリーンマンバ(警視庁提供)柏木被告を噛んだグリーンマンバ(警視庁提供)

 東京・渋谷のマンションで8月、港湾作業員の男が毒ヘビ51匹を無許可で飼育していた事件で、男がどのように大量のヘビを入手していたかの詳細が浮かび上がってきた。海外で生息する毒ヘビのほとんどは無許可飼育が禁じられているのに、輸入規制はないという“盲点”が悪用された。日本に流入した毒ヘビはインターネットなどを通じて売買されているといい、全国で無許可飼育されている毒ヘビの数は「未知数」なのだ。(道丸摩耶)

“飼いヘビ”に手を噛まれた

 7月15日午後。渋谷区神宮前のマンションから、東京消防庁に1本の119番通報が入った。

 「ハブに噛まれた」

 救急車で病院に運ばれたのは、港湾作業員の柏木信一被告(41)=動物愛護法違反罪などで起訴=だった。柏木被告は医師にこう説明した。

 「飼っているハブに餌をやろうとしたら、指を噛まれたんです」

 毒ヘビの種類によって血清の種類は違い、噛まれたヘビの特定は、治療手段を決める重要な手がかりとなる。しかし、医師は柏木被告の言葉に首をかしげたという。

 「ハブの被害が多い沖縄の病院にも確認したようですが、柏木被告はしびれや呼吸困難など、ハブに噛まれたケースとは異なる症状を示していた」(捜査関係者)のだ。

 それでも柏木被告は「ハブ」と言い張った。だが、毒が回って急速に具合が悪くなっていく。命の危険を感じるに至って、ようやく自分を噛んだのが体長約1メートル80センチの「グリーンマンバ」だと白状した。

 専門家によると、グリーンマンバは世界で2番目に毒性が強い毒ヘビとされ、飼育には許可が必要だ。捜査幹部は「種類を言えば、違法飼育がばれると思ったのではないか」と話す。

 白状した後、噛まれたショックのため一時意識を失った柏木被告は、その後回復したが、噛まれた左手人さし指の一部は壊死(えし)してしまったという。

 消防から連絡を受けた警視庁は入院から3日後、柏木被告の自宅マンションを捜索し、ヘビを搬出することにした。そこで捜査員を待ち受けていたのは…。

このニュースの写真

柏木被告を噛んだグリーンマンバ(警視庁提供)
柏木被告を噛んだグリーンマンバ(上)(警視庁提供)
柏木被告の自宅にいた毒ヘビ。口を開けて威嚇する(警視庁提供)
柏木被告の自宅にいた毒ヘビ(警視庁提供)
柏木被告の自宅で飼われていた毒ヘビたち(警視庁提供)
ペットショップ「黒い森」の冷凍庫で死んでいた毒ヘビ(警視庁提供)
ペットショップ「黒い森」に1匹だけ生きて残っていた毒ヘビ「トウブブラウンスネーク」(警視庁提供)
ペットショップ「黒い森」の店内にあったヘビのコーナー(警視庁提供)
ペットショップ「黒い森」の店内にあったサソリコーナー(警視庁提供)
柏木被告が飼育していたカミツキガメ(警視庁提供)
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