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「捜査はやるかやられるか」大阪地検特捜部長に就任 大坪弘道さん

2008.10.3 21:54
このニュースのトピックス企業・経済事件
新任会見で抱負を語る大坪弘道・大阪地検特捜部長=3日午後、大阪市北区の大阪地検新任会見で抱負を語る大坪弘道・大阪地検特捜部長=3日午後、大阪市北区の大阪地検

 「捜査はやるかやられるか、戦いである」

 言葉に気迫がみなぎる。特捜検事歴は7年。「一度は精鋭部隊を率いて果敢な戦いをしてみたかった」と強調、政官財界に巣くう社会の悪に挑む覚悟を示す。

 「つぼやんは一流の割り屋だ」。かつての同僚や上司は愛称を交えてそう話す。口を閉ざす容疑者から供述を得る技術を「神業」とまで評する。

 平成8年、元石油商を脱税容疑で取り調べ、関西空港汚職へと結び付ける重要な供述を引き出した。取り調べはさぞ厳しいかと思いきや、元石油商は「本当にいい人だった」と著書の中で明かす。

 「次の特捜部長」を決定付けたのが神戸地検特別刑事部長時代。検事3人と事務官という小さい部署ながら、元宝塚市長や元神戸市議の汚職など独自事件を手掛けた。

 毎朝、冷水を全身に浴びて仕事モードに切り替える。愛妻家で、最近、弘法大師が悟りを開いたといわれる室戸(高知県)へ旅行した。

 「どれだけ強い意志で捜査に臨むか。容疑者に負けてしっぽまいて帰ってくるようなやつは許さない」。部下への訓示も熱い。(天野健作)

 ■略歴 中央大法学部卒。昭和59年検事任官。神戸地検特別刑事部長、京都地検刑事部長などを歴任。妻と2男、1女。55歳。趣味は「ハイキングで花を観賞すること」。

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新任会見で抱負を語る大坪弘道・大阪地検特捜部長=3日午後、大阪市北区の大阪地検

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