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「捜査はやるかやられるか」大阪地検特捜部長に就任 大坪弘道さん
このニュースのトピックス:企業・経済事件
「捜査はやるかやられるか、戦いである」
言葉に気迫がみなぎる。特捜検事歴は7年。「一度は精鋭部隊を率いて果敢な戦いをしてみたかった」と強調、政官財界に巣くう社会の悪に挑む覚悟を示す。
「つぼやんは一流の割り屋だ」。かつての同僚や上司は愛称を交えてそう話す。口を閉ざす容疑者から供述を得る技術を「神業」とまで評する。
平成8年、元石油商を脱税容疑で取り調べ、関西空港汚職へと結び付ける重要な供述を引き出した。取り調べはさぞ厳しいかと思いきや、元石油商は「本当にいい人だった」と著書の中で明かす。
「次の特捜部長」を決定付けたのが神戸地検特別刑事部長時代。検事3人と事務官という小さい部署ながら、元宝塚市長や元神戸市議の汚職など独自事件を手掛けた。
毎朝、冷水を全身に浴びて仕事モードに切り替える。愛妻家で、最近、弘法大師が悟りを開いたといわれる室戸(高知県)へ旅行した。
「どれだけ強い意志で捜査に臨むか。容疑者に負けてしっぽまいて帰ってくるようなやつは許さない」。部下への訓示も熱い。(天野健作)
■略歴 中央大法学部卒。昭和59年検事任官。神戸地検特別刑事部長、京都地検刑事部長などを歴任。妻と2男、1女。55歳。趣味は「ハイキングで花を観賞すること」。
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