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【衝撃事件の核心】噂は本当だった「角界大麻汚染」 それでも土俵にしがみつく元力士たち (1/4ページ)

2008.9.15 10:28
このニュースのトピックス衝撃事件の核心
家宅捜索に立ち会うため、北の湖部屋に入る白露山=3日午前0時、東京都江東区家宅捜索に立ち会うため、北の湖部屋に入る白露山=3日午前0時、東京都江東区

 やはりと言うべきか、大麻に汚染された力士は1人だけではなかった。露鵬、白露山の兄弟力士も尿検査で陽性に−。ロシア・北オセチア共和国出身の現役力士3人が解雇処分となった角界大麻汚染。国技をも侵食した薬物の深刻さと捜査の難しさを浮き上がらせた今回の事件だが、最初に逮捕された元若ノ鵬(20)=処分保留で釈放=をはじめ、全面否認の露鵬と白露山も「相撲を続けたい」と執着を示し、今度は相撲協会を相手に突っ張りを続けているのだ。(道丸摩耶、宝田将志)

タカをくくっていた相撲協会

 元若ノ鵬が逮捕された直後から、角界をめぐっては実名を挙げて「薬物をやっている」との噂が駆けめぐっていた。

 そんな状況の中で相撲協会は9月2日、抜き打ち検査を行った。

 「そもそもこの検査は、これ以上の広がりはないということを協会側が示そうとして行ったものだった」

 相撲協会関係者はそう明かす。この検査で、露鵬と白露山の2力士が「陽性」となる。シロを示そうとした結果、クロになるとは皮肉なものだ。

 「元若ノ鵬が逮捕されたのは8月18日。それから2週間が経ち、まさか元若ノ鵬の“二の舞”はないだろうとタカをくくっていた協会のショックは大きかったろう」(関係者)

 協会や警視庁の聴取に、露鵬と白露山は大麻の使用を全面否定。師匠である親方2人も「やっていないと言っている」と、弟子の言い分を盲目的に信じる“親ばか”ぶりで、顰蹙(ひんしゅく)を買った。

 結局、曲折を経て協会が下した処分は「解雇」。

これまでの【衝撃事件の核心】はこちら

このニュースの写真

大嶽部屋の前で大麻騒動について囲み取材に応じる露鵬=3日午前10時30分(撮影・千村安雄)
大嶽部屋の前で大麻騒動について囲み取材に応じる露鵬=3日午前10時30分(撮影・千村安雄)
家宅捜索に立ち会うため、北の湖部屋に入る白露山=3日午前0時、東京都江東区
大麻検査の「陽性」を受け、協会に呼ばれる白露山(撮影・千村安雄)
再発防止検討委に出席するため大嶽部屋を出る露鵬(撮影・千村安雄)
北の湖理事長が帰宅して30分後の5時48分、突然部屋に現れた白露山(左)=清澄・北の湖部屋(撮影・千村安雄)
北の湖部屋を出る、北の湖理事長 =3日午前9時28分、東京都江東区清澄 (川口良介撮影)
8日、謝罪会見を行った元若ノ鵬。「相撲の世界に戻りたい」とうつろな目で訴えていたが…
釈放後に記者会見し、深々と頭を下げる元若ノ鵬のガグロエフ・ソスラン=8日夕、東京・霞が関(撮影・小野淳一)
記者会見で汗をふきながらうつむく元若ノ鵬のガグロエフ・ソスラン=8日夕、東京・霞が関
日本相撲協会の武蔵川理事長に謝罪に向かう元幕内若ノ鵬=9日午後、東京・両国国技館
日本相撲協会の武蔵川理事長に謝罪に向かう元幕内若ノ鵬=9日午後、東京・両国国技館
大勢の報道陣の前で謝罪する元幕内若ノ鵬=9日午後、東京・両国国技館

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