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福井氏の別の2政治団体でも秘書宅に事務所経費 計1570万円に
事務所費問題が浮上した元農林水産政務官の福井照衆院議員(自民・高知1区)が平成17、18年の2年間、別の2つの政治団体でも政策秘書の自宅を事務所として届け出ていたことが分かった。事務所費などの経常経費は計446万円を計上しており、すでに判明している「福井照君を育てる会」の分と合わせて1570万円に上る。
問題の政治団体は「福井照政策フォーラム実行委員会」と「人間都市文化研究会」。総務省に提出された政治資金収支報告書によると、両政治団体はともに福井氏が代表。政策秘書が事務担当者を務め、「主たる事務所」を東京都文京区の自宅に置いている。電話番号は、福井氏の議員会館の事務所になっている。
「福井照政策フォーラム実行委員会」は17年、経常経費222万円(うち事務所費12万円)を計上。18年は経常経費の計上はなかった。一方、「人間都市文化研究会」の経常経費は17年に100万円、18年に124万円。事務所費はそれぞれ計上なし、14万円だった。いずれの政治団体でも、支出項目が年ごとに、不自然に変動している。
福井氏の事務所は産経新聞の取材に対し、議員会館の事務所で、常勤・非常勤の事務員が複数の政治団体の活動を行っていることを書面で回答している。
福井氏をめぐっては、代表を務める「福井照君を育てる会」が17、18年の2年間、同じ政策秘書の自宅を事務所として届け、事務所費など計1124万円の経常経費を計上していたことが判明。
同事務所によると、資金管理団体以外は議員会館に事務所を置くことができず、「当選回数も少なく東京に事務所を持つことはかなわず、次善の策として秘書の自宅を主たる事務所として届け出た」という。
また、太田誠一農水相の政治団体「太田誠一代議士を育てる会」も当時の政策秘書の自宅を事務所として届け、12〜14年と17、18年の5年間で計4820万円の事務所経費を計上していたことが表面化しており、波紋を呼びそうだ。

