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調査捕鯨妨害でシー・シェパード3人の逮捕状請求 警視庁

2008.8.18 10:40
このニュースのトピックス捕鯨
南極海で調査捕鯨を行う日本の「海幸丸」(手前)に接近する米環境保護団体「シー・シェパード」の船=平成19年2月、日本鯨類研究所提供南極海で調査捕鯨を行う日本の「海幸丸」(手前)に接近する米環境保護団体「シー・シェパード」の船=平成19年2月、日本鯨類研究所提供

 米環境保護団体「シー・シェパード(SS)」による日本の調査捕鯨船への妨害問題で、警視庁公安部は18日、調査捕鯨船に発煙筒を投げ込んだりロープをからませるなどして航行を妨げたとして、威力業務妨害容疑で、SS活動家の男3人の逮捕状を請求した。公海上でSSによって繰り返されてきた日本の調査捕鯨船への妨害行為が立件されるのは初めて。公安部は刑法4条の「条約による国外犯」規定を適用。「海洋航行不法行為防止条約」に違反した国外犯として初めて摘発する。

 逮捕状を請求したのは、41歳と30歳の米国人、28歳の英国人。公安部は国際刑事警察機構(ICPO)を通じて3人を国際手配する方針。

 調べでは、30歳の米国人と英国人は昨年2月12日、南極海で目視専門船「海幸丸」に対し、ゴムボートからロープを海中に投下し、海幸丸のスクリューにからませて航行を妨害した疑い。41歳の米国人は発煙筒18個を投げ込み、うち9個を発煙させて業務を妨害した疑い。公安部はほかに3人の活動家が妨害に関与したとみて特定を急ぐ。

 SSは3日前の9日にも調査母船「日新丸」に酪酸入りの瓶を投げつけ、乗組員2人の顔にやけどを負わせるなどしており、公安部は捜査を進める。酪酸は悪臭を放ち、目に入れば失明の危険もある。

 公安部は乗組員が撮影した妨害行為のビデオ映像を分析する一方、関係国に捜査共助を要請し、実行犯の特定を急いでいた。

 調査捕鯨船に乗船していた海上保安官ら3人がけがをした今年3月の妨害行為については、海上保安庁が威力業務妨害と傷害容疑で捜査している。

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南極海で調査捕鯨を行う日本の「海幸丸」(手前)に接近する米環境保護団体「シー・シェパード」の船=平成19年2月、日本鯨類研究所提供
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