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【衝撃事件の核心】バスジャック犯=14歳学級委員長の「カネ」「女」「親」 (1/4ページ)
東名高速道路を疾走する高速バスを乗っ取ったのは14歳の家出少年だった。学校では学級委員長を務め、「ノーマーク」(学校)という優等生は事件直前、突然に生活に乱れが出ていた。「親にしかられ、めちゃめちゃにしたかった」と警察に動機を供述している少年。しかられた原因は「カネ」と「女」だというから驚く。バスジャック犯にはとうてい結びつきようのない少年の内面は暗く、深く…。
サングラスに黒いシャツ姿…ナイフ突き付け「東京へ行け」
平日の昼過ぎとあって2階建て高速バスは空いていた。
名古屋駅を定刻通りの正午に出発したバスは、混雑する名古屋市中心部の一般道をようやく抜け、東名高速名古屋インターチェンジを東京方面に速度を上げながら入った。
そのとき。
運転席の近くに座っていたジェイアール東海バスの社員(42)の目には異様な光景が飛び込んできた。
運転手の後ろに果物ナイフを持った黒い長袖シャツにサングラス姿の少年が立っていたのだ。
「乗客に刃物を持った男がいる」
16日午後0時53分。危険を感じた社員は会社を通じて110番通報を依頼。愛知県警は緊急配備を敷き、直ちにバスを追った。
「バスジャックした。止まるな。スピードを落とすな」
少年は運転手に果物ナイフを突きつけ、東京行きを指示。少年は「疾走する密室」と化した高速バスを支配した。
「西鉄事件」をヒントにしていた
少年によるバスジャック事件−。平成12年5月のゴールデンウィーク中に発生した「西鉄バスジャック事件」が真っ先に思いだされる。
少年は愛知県警の調べに「以前、母親が西鉄バスジャック事件のことを話していたのを思い出してやった」と供述。実際、西鉄バスジャック事件を参考にして計画を練ったフシがみられ、共通点も多い。
「高速バスを狙う」「刃物を使用」「東京行きを指示」のほか、西鉄事件では、当時17歳だった少年が自ら携帯電話で110番通報し警察に対し「取引しようか」「拳銃を持ってこい」などと要求したが、今回の少年も午後1時10分ごろ「おれはバスジャックした」と自ら110番していた。










