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秋葉原無差別殺傷事件1カ月 加藤容疑者「後悔している」も謝罪なし (2/2ページ)
これまでの調べに加藤容疑者は、「うそはつきたくない」と犯行に至った一連の感情や動機を詳述。起訴後の公判で事実関係が争点となる可能性は低いとみられる。
一方、家族関係や仕事への不満など動機が複雑に絡み合い、トラックとナイフで17人を殺傷した犯行の異常性から、「公判で責任能力が最大の争点になると予想される」(検察幹部)ため、東京地検は7日、東京地裁に鑑定留置を請求して認められた。10月6日まで3カ月かけて精神状態を正式鑑定し、責任能力に問題がないことを確認したうえで起訴する方針だ。
休止続くホコ天
事件後、秋葉原の名物だった歩行者天国は休止となったままだ。現場の交差点には献花台が置かれ、週末には花束や飲み物などを供えて手を合わせていく人が絶えない。
誰もが被害者になる可能性のある通り魔事件。それだけに当時、秋葉原にいた買い物客は強い衝撃を受けた。東京都狛江市の須藤裕子さん(20)と稲城市の矢島奏美さん(19)もそうだ。「人ごとではないような気がして…。時間ができれば必ず来ようと思います」。事件から間もなく1カ月を迎えようとしていた6日の日曜日。言葉少なに話して献花台に花を供えた。
歩行者天国が休止となったアキバでは、制服を着た警察官が警棒を手に警戒しているが、街の活気は徐々に戻りつつある。
「何事もなかったように過ぎてしまうことに、逆に戸惑ってしまいますね」。電機店の女性従業員(36)はそう話した。
東京・秋葉原の無差別殺傷事件 加藤智大容疑者が6月8日午後0時33分ごろ、東京都千代田区外神田の交差点に2トントラックで突っ込み、歩行者5人をはねた後、殺傷能力の高いダガーナイフで12人を次々と刺し、7人を殺害、10人に重軽傷を負わせた。殺人未遂の現行犯で逮捕され、その後、殺人容疑で再逮捕された。携帯サイトの掲示板に、凶器となったナイフ、トラックの調達の様子や、犯行予告などを書き込んでいた。



