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「ギョーザ事件で苦境」はウソ? ウナギ偽装「魚秀」年初から計画 兵庫、徳島県警が強制捜査へ
このニュースのトピックス:中国製ギョーザ中毒問題
水産物輸入販売会社「魚秀(うおひで)」(大阪市)が中国産ウナギを「愛知県三河一色産」と偽装表示した問題で、中谷彰宏社長ら同社幹部が今年1月から偽装販売を準備していたことが農林水産省の調査で分かった。中谷社長は、偽装の理由を記者会見で「(1月末の中国)ギョーザ中毒事件などで中国産ウナギの売れ行きが不振となったため」としていたが、同省は説明は虚偽とみている。兵庫、徳島両県警は26日、利益目的の悪質な偽装表示と断定、詐欺や不正競争防止法違反(虚偽表示)に当たる疑いがあるとみて、強制捜査に乗り出す方針を固めた。
農水省などによると、中谷社長らは1月の早い段階で、偽装表示を計画。会社幹部数人で、偽装表示パッケージの準備や販売資金の調達などについて、詳細な役割分担を決め、偽装表示の準備を進めていた。ギョーザ事件発覚は同月30日で、それ以前から準備は進められていたという。
一方、5月下旬から偽装情報が流れ始めると、周辺に「ギョーザ中毒事件などで在庫がたまってやむを得なかった」と弁解。農水省が偽装表示を発表した6月25日には、中谷社長が会見で「ギョーザ事件などで中国産のウナギの売れ行きが不振となり、在庫をさばきたかった」と説明した。しかし、それ以前の同省の調査で、社長らはギョーザ事件には触れず、ただ「不良在庫をなくしたかった」と説明したという。
たまった中国産を国産と偽り、利益を得ることが偽装目的とみられ、警察当局は魚秀の実質的拠点がある徳島、ウナギを販売した神港魚類がある兵庫の両県警が合同捜査本部を設置するなどし、捜査にあたる。




