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【独裁の果て NOVA社長逮捕】(下)繰り返された失踪と情報隠蔽のあげく (2/2ページ)
このニュースのトピックス:NOVA問題
猿橋容疑者は、日頃からたびたび失跡した。元側近は「昔から都合が悪くなるとみんなの前から消えた」と苦笑する。
関連会社元社長も「携帯電話に連絡しても通じず、メールを送っても返信がない。たまに一方的なメールがくるぐらいだった」と振り返る。
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昨年6月以降、銀行からの融資が困難になり、猿橋容疑者は東京を中心に資金調達へ動くようになった。
国内外の金融業者やファンドと話を進めたが、素性の怪しいところもあった。
9月下旬、猿橋容疑者は「資金調達のめどがたった」とファクスで連絡し、幹部会議を開催。「最高顧問」の肩書を与えた人物を同伴し、「この人がスポンサーになる。100億円を注入してくれる」とうれしそうに紹介した。
が、期限になっても現金は振り込まれなかった。
NOVAの終焉(しゆうえん)が迫った10月半ば以降、取締役や監査役が相次いで辞任届を出した。
上場企業として、この辞任を公表する必要に迫られたが、猿橋容疑者は「辞任騒動を認めれば株価に影響する。マスコミには事実を否定しろ」と広報担当者に隠蔽(いんぺい)を指示する始末だった。
10月25日夜、「クーデター」が起きた。
解任された猿橋容疑者は表舞台から消えた。
8カ月後の今月24日、その姿は大阪府警の捜査車両の中にあった。
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この連載は、宮本尚明、宝田良平が担当しました。











