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NOVA元社長、積立金流用は犯罪と思わず 私財5億円超 穴埋め嫌い温存?
このニュースのトピックス:ネット犯罪
英会話学校「NOVA」(大阪市、破産手続き中)の元社長、猿橋望容疑者(56)らによる社員積立金横領事件で、猿橋容疑者が大阪府警捜査2課の調べに対し、「流用してはいけないと知らなかった」などと供述していることが25日、分かった。また流用当時、5億円を超える個人資産を保有していたことも判明した。
府警は、猿橋容疑者が自らの資産は維持しつつ、解約した受講生への返還金に積立金を流用したとみて調べている。
調べでは、猿橋容疑者らは昨年7月、社員の互助組織「社友会」の積立金のほぼ全額となる約3億2000万円を、関連会社「ノヴァ企画」を通じてNOVAの口座に入金。受講生への返還金に流用した疑いが持たれている。
猿橋容疑者は、府警の調べに対し、積立金をノヴァ企画に入金するよう村田利彦容疑者(49)=業務上横領容疑で逮捕=に指示したことは認めているが、「積立金を流用することが業務上横領罪にあたるとは思わなかった」などと一部否認している。
また関係者によると、猿橋容疑者は平成8年の店頭公開時の株式売却やその後の配当で、100億円前後を取得した。その後、自らオーナーを務める通信会社「ギンガネット」の「お茶の間留学」事業のシステム開発費などとして、多額の私財を投入。流用当時の個人資産は現金や株式、不動産などを合わせ5億〜10億円程度まで目減りしていたが、積立金を流用しなければならない状態ではなかったという。
府警は、受講生への返還金に私財を投入すれば、損失の穴埋めにしかならないため、猿橋容疑者が積立金を流用した可能性もあるとみて調べる。
府警は午後、猿橋容疑者ら2人を大阪地検に送検。



