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【今週のおまとめニュース】リアルな激震と現実感の薄い凶行、そして田んぼ尻相撲… (1/5ページ)
先週土曜朝の岩手・宮城内陸地震で始まったこの1週間。秘湯を飲み込んだ土石流が尊い命を奪うという惨劇が起こってしまった一方、秋葉原通り魔事件の容疑者に「元カノ」がいたとの意外な新事実が浮上。田んぼ尻相撲や航空自衛隊に張られたあまりに自虐的なポスター、センセイ同士の「ケンカ」に、「西成騒動」と「死に神騒動」、タイガーのメジャー14勝目…。波乱のこの1週間を、当コーナーで振り返ってみてください。
■宮城・岩手内陸地震、秘湯を襲った大土石流
土曜日14日の午前8時43分。岩手県内陸南部を震源にマグニチュード(M)7・2という阪神大震災と同規模の内陸直下型地震が発生した。
震源地近くは大惨事となった。マタギの山として名高い栗駒山にある秘湯旅館「駒の湯温泉」(宮城県栗原市)には経営者である菅原孝さん(86)の一家4人と従業員3人、宿泊客2人がいた。発生直後は安穏だったこの温泉宿の運命が暗転したのは数分後。突然、近くの山が鳴動して崩壊、これに栗駒山の山頂付近から約5キロにわたって流れ下ってきた土石流がぶつかって進路が変わり、旅館を直撃したのだ。
江戸時代の開湯以来300年近い歴史を誇り、源泉かけ流しで人気のこの温泉は、9人が逃げる間もなく東京ドーム約1・2杯分という大土石流に飲み込まれ、建物は数十メートルも押し流され、1階部分は完全に土砂に飲み込まれた状態となった(被災により一変した駒の湯温泉の上空からの写真)。
被害が災害対策本部に伝わったのはそれから約2時間後のことだった。道路は寸断されていたため、救助隊はヘリコプターで現場に向かい、まずはけがをした菅原さんと次男の昭夫さん(52)を救助。続いて生き埋めとなった7人の捜索に取り掛かったが、大量の土砂に埋まり深さ7、8メートルの地点にもとの地面があるという状況での作業は困難を極める。土砂の奥から生き埋めになった人の「うーん、うーん」といううなり声が聞こえるものの、二次災害への危険性もあり作業はたびたび中断。過労のため警察官1人が腎炎となる難作業となった。
結局、駒の湯温泉では20日現在で5人を遺体で発見、2人が行方不明という惨劇となっている。







