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【秋葉原通り魔事件】加藤容疑者のメル友女性告白「悩んでいるようには見えなかった」 (1/3ページ)

2008.6.20 16:45
このニュースのトピックス秋葉原通り魔事件
加藤容疑者からのメールには毎回必ず絵文字が入っていたという=16日、青森市内加藤容疑者からのメールには毎回必ず絵文字が入っていたという=16日、青森市内

 東京・秋葉原の連続殺傷事件を引き起こした加藤智大(ともひろ)容疑者(25)。犯行前に「友達ほしい」「彼女さえいればこんなに惨めに生きなくていいのに」と掲示板に書き込み、孤独な生活ぶりがうかがえるが、1年前の一時期、容疑者には「トモ」と呼んでくれる親しい女性(23)がいた。女性に加藤容疑者の素顔について話を聞いた。(米沢文)

 6月8日午後。彼女は秋葉原の連続殺傷事件を報じるニュース速報にくぎ付けになった。殺人未遂の現行犯で逮捕された男の名前が、自分の知人と同姓同名だったからだ。

 夜になって、容疑者が逮捕された場面などが映像で繰り返し流れ、青森県出身であることが報じられた。それを見て、彼女は容疑者があの「トモ」だと確信した。

携帯サイトで知り合い、「トモ」と呼んだ

 彼女がトモと初めて会ったのは昨年7月末だった。

 携帯電話の出会い系サイトで知り合い、メールを何通かやりとりした。送られてくるメールは笑顔や悲しい顔などのカラフルな絵文字入りで、2、3行の短いものがほとんどだったが、一度始まると何往復もした。

 お互いに青森市に住んでいることが分かり、トモは「会いたい」と言ってきた。

 市内の駐車場で待ち合わせをした。ありふれたチノパンとシャツを着て、髪形には気を使っていないような印象を受けた。

 「きっと彼女はいないんだろうな」

 そう思った。

 名前を「ともひろ」と読み当てると、トモは「珍しいな。1回で読めた人」と笑顔をみせた。彼女はトモと呼ぶことに決めた。

 トモの軽乗用車に何度か乗せてもらった。車内は整頓され、後部座席にはUFOキャッチャーで得たらしいディズニーなどのキャラクターもののぬいぐるみが4、5個並んでいた。会話はあまり弾まなかった。ラジオやCDはかけず、車内はシーンとしていた。

 「この車、ずっと乗っているの?」

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加藤容疑者からのメールには毎回必ず絵文字が入っていたという=16日、青森市内
加藤智大容疑者
加藤智大容疑者
東京・秋葉原の無差別殺傷事件の現場に設けられた献花台には花束を供えに訪れる人が絶えない=10日午後6時40分
事件現場の近くに設置された献花台には千羽鶴が供えられ、事件から3日経った11日午前にも献花が絶えることはなかった=11日午前、東京都・外神田(中川春佳撮影)

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