ニュース: 事件 RSS feed
献花絶えず、ホコ天中止に不安の声も…通り魔事件から1週間のアキバ (1/2ページ)
このニュースのトピックス:誘拐・略取
17人が死傷した東京・秋葉原の無差別殺傷事件から1週間を迎えた15日の日曜日。現場となった交差点には朝から多くの人が訪れ、献花台には数十の花束が積み上げられた。一方、秋葉原の“顔”ともいわれた歩行者天国はこの日、開始36年目にして初めての中止に。地元の商店街関係者からは「観光客や買い物客の足が遠のくのでは」と、地域への影響を懸念する声も上がっている。(滝口亜希)
「事件以来、自分もいつ後ろから刺されるか分からないという不安で、仕事が手につかなかった」
事件直後、現場近くを通りかかったという女性会社員(21)は、何人もの人が倒れ込んでいた光景が忘れられない。献花台の前で手を合わせ、きつく目を閉じて祈った。「運良く生き延びたんだから、亡くなった人の分までがんばって生きなきゃ」
千葉県我孫子市の主婦、康本輝美さん(34)は、犠牲者数と同じ7枚のクローバーの押し花を貼り付けた便箋(びんせん)を献花台にささげた。「罪のない人が傷つけられ、何と言ったらいいのか…。安らかに眠ってほしい」と声を詰まらせた。
歩行者天国の中止をめぐっては集客力低下も心配されていたが、秋葉原はこの日も買い物客ら多くの人出でにぎわった。中央通り沿いの電器店で働く男性従業員(58)は「思ったより客足は減らなかった」と一安心した様子。その一方で、別の男性従業員(40)からは「歩行者天国がないために歩道が混雑し、店頭での接客が大変」という声も。秋葉原電気街振興会の小野一志会長も「追悼の意味からも中止は当然だが、あまり長引けば外国人観光客も来なくなってしまう。特に今年はオリンピックを前に、テレビを売らなければならないのに…」と、複雑な胸の内を明かした。
このニュースの写真
関連ニュース
- 【主張】秋葉原無差別殺傷 未然防止に知恵絞りたい
- 【今週のおまとめニュース】なぜ…秋葉原通り魔事件、やりきれぬ事件の全貌

- 【秋葉原通り魔事件】東大卒女優・楠城華子「アキバ萎縮させないで」

- 【秋葉原通り魔事件】職場への嫌がらせ計画 「搬入口、トラックで妨害」
- 【秋葉原通り魔事件】ヤフー、ダガーナイフ取り扱い中止
- 【秋葉原通り魔事件】「ダガーナイフ販売禁止を」 福井県が要望
- 【秋葉原通り魔事件】ネット上の犯行予告共有 「利用者の善意信じたい」と新サイト開始
- 【秋葉原通り魔事件】麻生氏が秋葉原で献花

- 【秋葉原通り魔事件】「ショック…」電話相談30件
- 【秋葉原通り魔事件】犯行状況の全容判明 70メートルの間14人襲う




