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献花絶えず、ホコ天中止に不安の声も…通り魔事件から1週間のアキバ (1/2ページ)

2008.6.15 16:29
このニュースのトピックス誘拐・略取
現場となった交差点には、事件後1週間たっても訪れる人が絶えない=15日午後0時半、東京都千代田区外神田現場となった交差点には、事件後1週間たっても訪れる人が絶えない=15日午後0時半、東京都千代田区外神田

 17人が死傷した東京・秋葉原の無差別殺傷事件から1週間を迎えた15日の日曜日。現場となった交差点には朝から多くの人が訪れ、献花台には数十の花束が積み上げられた。一方、秋葉原の“顔”ともいわれた歩行者天国はこの日、開始36年目にして初めての中止に。地元の商店街関係者からは「観光客や買い物客の足が遠のくのでは」と、地域への影響を懸念する声も上がっている。(滝口亜希)

 「事件以来、自分もいつ後ろから刺されるか分からないという不安で、仕事が手につかなかった」

 事件直後、現場近くを通りかかったという女性会社員(21)は、何人もの人が倒れ込んでいた光景が忘れられない。献花台の前で手を合わせ、きつく目を閉じて祈った。「運良く生き延びたんだから、亡くなった人の分までがんばって生きなきゃ」

 千葉県我孫子市の主婦、康本輝美さん(34)は、犠牲者数と同じ7枚のクローバーの押し花を貼り付けた便箋(びんせん)を献花台にささげた。「罪のない人が傷つけられ、何と言ったらいいのか…。安らかに眠ってほしい」と声を詰まらせた。

 歩行者天国の中止をめぐっては集客力低下も心配されていたが、秋葉原はこの日も買い物客ら多くの人出でにぎわった。中央通り沿いの電器店で働く男性従業員(58)は「思ったより客足は減らなかった」と一安心した様子。その一方で、別の男性従業員(40)からは「歩行者天国がないために歩道が混雑し、店頭での接客が大変」という声も。秋葉原電気街振興会の小野一志会長も「追悼の意味からも中止は当然だが、あまり長引けば外国人観光客も来なくなってしまう。特に今年はオリンピックを前に、テレビを売らなければならないのに…」と、複雑な胸の内を明かした。

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現場となった交差点には、事件後1週間たっても訪れる人が絶えない=15日午後0時半、東京都千代田区外神田
歩行者天国が中止となったものの、秋葉原は多くの人出でにぎわった=15日午後1時、東京都千代田区外神田
事件から1週間が経っても、事件現場に設けられた献花台を訪れる人は絶えない=15日、東京・外神田(川口良介撮影)
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