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過去にも入院者、命に関わる危険あった人も 三重の点滴液作り置き事件

2008.6.14 00:39
このニュースのトピックス不祥事

 三重県伊賀市の診療所「谷本整形」で点滴を受けた女性1人が死亡、患者18人が入院した事件で、これまでに明らかになった以外にも、過去に点滴を受けた患者2人が体調不良を訴えて転院していたことが13日、わかった。

 2人とも転院当時は、命にかかわる状態だったという。

 1人は同市内の70代の男性。本人や家族によると、男性は平成18年8月ごろから約1カ月間、腰痛治療のため同診療所に通院し、毎日のように鎮痛剤の点滴を受けた。

 この間、何度も自宅で吐き、顔から足まで全身にむくみが出て、体重は7キロ増えたという。

 9月14日に同市内の総合病院に行くと、医師から「原因はわからないが危ない状態」といわれ、そのまま入院。

 その後治療を受けて十数日後に退院した。

 もう1人は同市内の82歳の女性。同診療所で17年11月21日、腰痛治療の点滴を受けている最中に突然意識を失って倒れ、同診療所が救急車で市内の総合病院に搬送、そのまま集中治療室に入った。

 家族は医師から命の危険を告げられたが、女性はその後回復し、約1カ月後に退院した。医師からは「急性膵炎(すいえん)」と聞かされたという。

 女性は同診療所で約1年間、週に2〜3回の頻度で点滴治療を受けていたが、それまで体調不良を起こしたことはなかった。

 いずれも、谷本整形の点滴が原因かどうかは明確ではないが、男性の家族は「入院が遅ければ死亡していたかもしれない」と話している。

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