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看護師が点滴液作り置き
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三重県伊賀市の診療所「谷本整形」で点滴を受けた患者1人が死亡した問題で、体調不良の患者が入院した同市の病院が11日記者会見し、患者の血液から細菌を検出したことを明らかにした。また、体調不良を訴えた人は死亡した人も含め、10日までの14人から増えて19人になった。
県や県警は診療所の谷本広道院長が「看護師が点滴液を作り置きしていた」と話したことから、細菌などが混入し感染症を引き起こした疑いがあるとみている。県などは血液や点滴液を詳しく検査し、症状を起こした原因菌の特定を急ぐ。
5人が入院した岡波総合病院の猪木達病院長によると、入院している患者1人の血液から「グラム陰性桿(かん)菌」と呼ばれる細菌を検出した。伊賀保健所によると、グラム陰性桿菌は細菌の総称で、大腸菌やサルモネラなど多種ある。血液に混じると敗血症などを起こし、大量になれば死の危険もあるという。
ほかの入院患者を含む全員が一時、白血球値が上昇する炎症のような症状をみせたことから、同病院は「敗血症とみられ、何らかの感染が疑われる」としている。
県警によると、司法解剖では、亡くなった市川満智子さん(73)の死因は判明せず、今後、病理組織検査などをして詳しく調べる。
また、県の調査に対し、谷本整形の看護師は9日朝に点滴10人分をまとめて作ったと証言している。









