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看護師が点滴液作り置き

2008.6.11 23:06
このニュースのトピックス不祥事
点滴後に患者が死亡した問題で、記者会見で頭を下げる「谷本整形」の谷本広道院長(左)ら=11日午前11時8分、三重県伊賀市点滴後に患者が死亡した問題で、記者会見で頭を下げる「谷本整形」の谷本広道院長(左)ら=11日午前11時8分、三重県伊賀市

 三重県伊賀市の診療所「谷本整形」で点滴を受けた患者1人が死亡した問題で、体調不良の患者が入院した同市の病院が11日記者会見し、患者の血液から細菌を検出したことを明らかにした。また、体調不良を訴えた人は死亡した人も含め、10日までの14人から増えて19人になった。

 県や県警は診療所の谷本広道院長が「看護師が点滴液を作り置きしていた」と話したことから、細菌などが混入し感染症を引き起こした疑いがあるとみている。県などは血液や点滴液を詳しく検査し、症状を起こした原因菌の特定を急ぐ。

 5人が入院した岡波総合病院の猪木達病院長によると、入院している患者1人の血液から「グラム陰性桿(かん)菌」と呼ばれる細菌を検出した。伊賀保健所によると、グラム陰性桿菌は細菌の総称で、大腸菌やサルモネラなど多種ある。血液に混じると敗血症などを起こし、大量になれば死の危険もあるという。

 ほかの入院患者を含む全員が一時、白血球値が上昇する炎症のような症状をみせたことから、同病院は「敗血症とみられ、何らかの感染が疑われる」としている。

 県警によると、司法解剖では、亡くなった市川満智子さん(73)の死因は判明せず、今後、病理組織検査などをして詳しく調べる。

 また、県の調査に対し、谷本整形の看護師は9日朝に点滴10人分をまとめて作ったと証言している。

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点滴後に患者が死亡した問題で、記者会見で頭を下げる「谷本整形」の谷本広道院長(左)ら=11日午前11時8分、三重県伊賀市
事情聴取を終え「谷本整形」を出る三重県警の捜査員=11日午後、三重県伊賀市
「谷本整形」への立ち入り調査を終え、大勢の報道陣に囲まれる保健所職員=11日午後、三重県伊賀市
記者会見する「谷本整形」で体調不良となった患者が入院する岡波総合病院の猪木達病院長(左)ら=11日午後、三重県伊賀市
保健所の立ち入り調査を受ける「谷本整形」の谷本広道院長=11日午後、三重県伊賀市
複数の患者の血液から細菌を検出したと発表する上野総合市民病院の村山卓院長=11日午後、三重県伊賀市
点滴後の患者が死亡した問題で、記者会見する「谷本整形」の谷本広道院長=11日午前10時51分、三重県伊賀市
点滴後の患者が死亡した「谷本整形」を訪れた女性=11日午前10時4分、三重県伊賀市
点滴を受けた患者が体調を崩し女性が死亡した整形外科「谷本整形」=11日午前9時、三重県伊賀市
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