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ネットで女性に性的誹謗中傷、市職員有罪も処分なし 茨城・小美玉

2008.6.7 02:23
このニュースのトピックス不祥事

 茨城県小美玉市の男性職員(45)が、インターネット掲示板「2ちゃんねる」などで石岡市内の知人女性=当時(41)=への性的な誹謗中傷を繰り返したとして、名誉毀損罪に問われ有罪判決を受けながら、市側が事実把握を怠り、何らの処分も下されていないことが6日、分かった。職員は現在も通常通り勤務を続けているという。市側は「早急に事実調査をして、しかるべき処分をしていきたい」と理解を求めている。

 県警などによると、この女性は同年12月、インターネット上で、自分への性的中傷が書き込まれているのを発見。石岡署に相談し被害届を出した。同署は男性職員の書き込みであることを突き止め、任意で事情聴取。昨年7月、名誉毀損の疑いで水戸地検に書類送検した。

 同地検は昨年12月、名誉毀損罪で男性職員を起訴。水戸地裁は、罰金20万円の有罪判決を下した。

 関係者によると、男性職員はかすみがうら市内の女性に対してもいやがらせの書き込みを行っていた。土浦署に被害届が出されているが、このケースは嫌疑不十分で不起訴になっている。

 小美玉市は6日、取材を受けて、初めて本人から事情聴取。大枝俊夫総務部長は「本人から報告がなかったので、今日まで把握できなかった。服務規程違反に該当し、地方公務員法にも抵触する」とし、早急に市職員分限懲戒等審査委員会を開き、処分を決定する考えを明らかにした。

 地方公務員法28条2項には、地方法務員が刑事事件で起訴された場合、本人の意に反しても休職などの処分を下すことができるとされている。

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