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【衝撃事件の核心】神隠し殺人(上) 異常性欲の指摘も、コンピューター得意、33歳容疑者の“内面”は (5/5ページ)
このニュースのトピックス:裁判記録
5、6回乗せたという運転手(61)は「一見、物静かで怖いイメージもあったが、話し始めると冗舌なのが印象的だった」。事件発覚から数日後に乗せた際は、運転手が「不思議ですよね」と事件を話題にすると、星島容疑者はこう答えていた。
「私、そのマンションに住んでいるんです。警察に押し入れから天井裏まで見られましたよ」
佐藤氏はこう見る。
「ひとりになりたくて、お金を使ってでもタクシーに乗る。内向的性格の人は限られた範囲の人、彼の場合、タクシー運転手に必要以上に気に入られたいから、チップを渡していたのだろう」
星島容疑者は従業員約20人のコンピューター開発会社の契約社員だったのに、運転手に「大手金融機関系列の社員」を装うこともあったという。
「この場合も、内向的な性格の人が、日常生活で満たされない自己顕示欲を表現した形」(佐藤氏)
一方、犯罪心理学者の作田明氏は「情報を持っているマスコミから、捜査の進展状況や自分が疑われていないか、様子を探りたかったのでは」とみる。犯人と知らずに質問する報道陣への優越感を抱いていた可能性もあるという。
なぜ、東城さんを狙ったのか。「若い女性に関心があるのに、普通に交際ができない。ときどき見掛ける女性にひかれ、同じフロアだから、2人の間がうまくいくと思い込んだのでは」と作田氏。東城さんに騒がれ、引っ込みがつかずに殺害、証拠隠滅のために遺体を解体したと推測する。
佐藤氏は、星島容疑者が玄関越しに東城さんの帰宅を待ち伏せした点に注目する。
「異常な性的欲求があり、どんな女性でも良かったはず。ストーカーと違い、相手と距離を置いて『ひとり暮らしか』『いつ帰宅するか』などを観察し、タイミングを計っていたのではないか」
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